福岡市立東箱崎小学校
5月21日〜23日
 福岡市立東箱崎小学校の5年生のみなさんが、2泊3日の「自然教室」にいらっしゃいました。今回は2日目に行われた「勾玉(まがたま)作り」の様子をご紹介します。高ろう石を削って磨いてオリジナルのペンダントを作ります。根気のいる作業ですが、素敵なペンダントはできたでしょうか!?
勾玉作り(古代ペンダント)について詳しくは こちら をご覧ください。

センター職員から活動についての説明を受けます。  用具が配られ、班のみんなで説明書きを読みます。
だんだんと勾玉の形に
近づいてきました! 
マジックで描いた線に沿って早速、削り始めます。 みなさんの背中から真剣さが伝わるでしょうか? 
気を抜かず頑張ってまだまだ削ります。自然と力も入ってきて、背中ももっと丸くなります。 より勾玉らしくなってきましたね。
形が整ったら、次は水やすりで磨いていきます。
磨けば磨くほど、勾玉がつやつやピカピカになっていきます。 
一番最初に完成した2人の作品です! その後も、次々とオリジナルのペンダントが完成していました。

 勾玉は全員が同じ形、同じ大きさの「高ろう石」から作りますが、写真を見ていただくとおり、できあがった作品は一つとしてまったく同じものはありません。それぞれの頑張りやこだわりがそのまま形や手触りとして現れるので、とっても面白いですね。勾玉づくりを体験したみなさんに「一番難しかったところ、苦労したところは?」と伺うと、ほぼ全員が「(内側の)丸みを出すところ!」と答えられます。確かに、ここのカーブの具合で「勾玉っぽさ」が出てくるような気がしますし、今回の東箱崎小学校のみなさんも苦労されていました。ですが、職人さんのように背中を丸め、納得がいくまで削ったり磨いたりして、熱中して活動に取り組まれて、全員がとても素敵なペンダントを完成させていらっしゃいました。
 東箱崎小学校のみなさん、またセンターにいらしてくださいね!
 
 後片付けも協力して行われていました!