県立社会教育総合センター周辺の紅葉も見ごろになった11月27日(木)に、釜山広域市立市民図書館の職員の方4名と通訳の方1名が,当センターとの交流会のため来所されました。
 県立社会教育総合センターは、平成16年7月より釜山地域平生教育情報センターと協定を結び、また、平成23年3月に釜山地域平生教育情報センターの組織変更に伴い、センターを共同運営してきた釜山広域市立市民図書館と交流協定が結ばれました。
 
ようこそ県立社会教育総合センターへ
 センター職員は韓国語で「アニョハセヨー」と挨拶をして、釜山広域市立市民図書館の皆様をお出迎えしました。
 
レストランでの昼食
 なかなかお互いの言葉を理解することは難しいですが、通訳の方を通して話も盛り上がり、和やかな雰囲気での食事会となりました。話題には、日本食の無形文化遺産についてや、私が取材をする際に腕に付けていた腕章のことについてなどがあがっていました。韓国では、腕章は軍隊の方しか付けないため、初めは不思議に思われたようでした。しかし「、写真を撮る人という目印があることで、とても分かりやすくて安心できます。」とおっしゃっていました。
     
交流会
 当センターの運営方針や事業の説明が行われました。また記念品の交換が行われ、当センターからは和独楽をお渡ししました。釜山広域市立市民図書館の皆様からは図書館に所蔵されていた貴重な日本の書籍目録や高麗ニンジン茶を頂きました。
   
     
センターの施設見学
 釜山広域市立市民図書館の皆様が1番驚かれていたことは、当センターの施設設備がきれいであるということでした。「築30年とは思えません。センターを利用している方々やセンター職員が大切に使ってきたのだということがとても伝わってきます」とおっしゃっていました。
お見送り
 当センターで日頃から子どもたちの見送りをする際に使用している手づくりの大きな手を着けてお見送りをしました。大変喜んでくださり、私たちがお見送りしている姿も写真に撮っていらっしゃいました。
     
感想
 今回の交流会は、異文化理解の大切さ感じるとともに、センターへの愛着を深める機会となりました。レストランでの食事の際には、交流会前に少し勉強した韓国語を使って自己紹介をさせていただきました。つたない韓国語での紹介となってしまいましたが、釜山広域市立市民図書館の皆様は、笑顔で拍手までしてくださいました。その後も何度かお話をする機会があり、言葉の理解に関しては不十分な面もありましたが、楽しいひと時を過ごすことができました。
 とくに嬉しかったことは、釜山広域市立市民図書館の皆様から「このセンターは本当にたくさんの方から大切にされているんですね。」というお言葉をいただいたことです。改めて、日頃からセンターを利用してくださっている方々や、今まで大切に使われてきた職員の方々にも感謝したいと感じました。私自身もこれからさらに県立社会教育総合センターを大切にし、より多くの方に親しんでいただく施設となるよう努力したいと思いました。