事業報告

 令和2年度 社会教育基礎研修

市町村社会教育委員新任者研修会

 
 期 日  令和2年11月27日(金) 13:20 〜 16:10
 参加者  103名
 事業内容
 新たに委嘱された市町村の社会教育委員等を対象に、社会教育委員の役割や直面する社会教育の課題等についての研修を行い、生涯学習社会の実現に向けて社会教育活動の推進を図る。
 内容の実際

【説明】福岡県の現状と課題

福岡県立社会教育総合センター 社会教育主事

 @福岡県の現状と課題 A福岡県の社会教育委員について B社会教育について C本日の研修会について


【研修1】実践発表
主体的に考え、行動する社会教育委員を目指して〜「家庭教育憲章」の提言と周知・啓発を通して〜

発表者:大川市社会教育委員 永尾 学 氏、古賀 典子 氏、古賀 麻宰士 氏

 大川市が平成27年から「家庭教育憲章」を策定するまでの経緯、アンケートによる実践状況の把握、周知・徹底から啓発に至るまでの具体的活動の実践を3名の社会教育委員が発表しました。今後の新任社会教育委員の具体的な活動のモデルを知ることができました。


【研修2】講話
 社会教育委員の基本的役割と期待される職務

講師:西九州大学教授 上野 景三 氏

 国の動向を踏まえた社会教育委員の基本的役割、社会教育振興行政の仕組みの新しい発想の提起がありました。また福岡県や佐賀県の社会教育委員の活動について事例を挙げながら分かりやすく話していただきました。
 「住民と行政のパイプ役になること」、「社会教育委員に期待される具体的な役割」等について、経験の長い社会教育委員や市町村の行政職員にとっても今後の社会の変化に対応できる内容でした。


参加者の声
〜実践発表〜
社会教育委員の方々が、メンバーが入れ替わっても、当初目指したことを引き続き深めていかれたことは素晴らしいことだと思います。継続して取り組むことの大切さを実感しました。
   
〜講話〜
社会教育委員のはじめに聞けてよかったです。
データをもとにお話いただいたので、分かりやすかったです。社会教育委員としての役割が分かりました。
   
〜全体を通して〜
社会教育委員のありかたが理解できた。同時に社会教育、家庭教育の大切さを痛感しました。子育て世代の親ですら学校教育ばかりにとらわれていて、家庭教育がおろそかになっているように感じます。新たなライフステージの話も興味深かったです。
コロナで研修などできずにいますが、やはり顔を合わせての会や会議・懇談などが大切だと思いました。
   
活動写真

【実践発表】大川市社会教育委員 永尾 学 氏、古賀 典子 氏、古賀 麻宰士 氏



【講話】講師:西九州大学教授 上野 景三 氏



【研修会の様子】