事業報告

 令和3年度

市町村社会教育委員新任者研修会

 
 期 日  令和3年 7月 7日(水) 13:20 〜 16:10
 参加者  78名
 事業内容
 新任の市町村社会教育委員等を対象に、社会教育委員の役割や直面する社会教育の課題等についての研修を行い、社会教育の充実・振興を図る。
 内容の実際

【説明】福岡県の現状と課題

福岡県立社会教育総合センター 社会教育主事 牛島 健太郎

 @福岡県の現状と課題 A福岡県の社会教育委員について B社会教育について C本日の研修会について


【研修1】実践発表
 心がつながる「ふれあい囲碁」

発表者:築上町社会教育委員長 信田 淳 氏

 築上町社会教育委員会の「身近なところから社会教育の活性化に向けて具体的な行動を!」をテーマに町内小学校や通学合宿、保育園で「ふれあい囲碁」に取り組んだ事例を中心に発表しました。「ふれあい囲碁」というコミュニケーションツールを通して地域活性化へつなげる事例から、今後の新任社会教育委員の具体的な活動のモデルを知ることができました。


【研修2】講話
 行動する社会教育委員を目指して

講師:滋賀大学教育学部 教授 神部 純一 氏

 国の動向や法令等を踏まえた社会教育委員の制度や基本的役割について説明がありました。また、地域を活性化する「行動する社会教育委員」について、自身の経験を踏まえたり兵庫県や滋賀県の社会教育委員の活動について事例を挙げたりしながら、分かりやすく話していただきました。
 「まず自らが『学ぶ人』であり、学びから得られたものをいろいろな人と共有しながら『伝える人』。そして、目に見える実践活動を自らが行う『実践する人』」という講師の思いも語られ、社会教育委員や行政職員にとって今後の活動に向けて意欲が高まる内容でした。

参加者の声
〜実践発表〜
誰もが楽しめるコミュニケ―ションツールを使うというのは本当にいいと思いました。地域のよさを生かせるコミュニケーションツールを見つけていきたいと思います。
今回は「ふれあい囲碁」が切り口ですが、その市町村や地域それぞれの特色を生かして取り組んでいくことが大切だと思いました。
   
〜講話〜
社会教育委員の心構えが伝わって、行動する力をもらいました。
「伊丹愛フォーラム」や、「おおつ学」等、具体的な実践事例を具体的に聞けて大変良かったです。
自分がこれまでやってきたことへの思いや課題を先生に述べていただき、共感することがたくさんありました。「社教情報」でも拝読していた内容を実際に講話で拝聴でき、とても充実した時間となりました。
   
〜全体を通して〜
社社会教育委員とはどうあるべきかということを、あたらめて勉強させていただきました。参加してよかったと思っています。
社会教育の実態を知り尽くしている講師の講話は説得力があり、大変有意義な研修会でした。行動する社会教育委員になりたいと思います。
   
活動写真

【実践発表】築上町社会教育委員長  信田 淳 氏



【講話】講師:滋賀大学教育学部 教授  神部 純一 氏



【研修会の様子】