事業報告
 平成23年度
社会教育専門研修B 広報力アップ実践講座
期日:平成23年8月31日(水)

参加者:60名
 
事業内容及び内容の実際
【講 義10:40〜12:00】 
  「情報発信してつながる人と人。地域活性は広報がカギ。」
      (財)福岡県女性財団 福岡県男女共同参画センター「あすばる」
        副理事長兼館長 村山由香里 氏    
プロフィール
 福岡市出身。メーカーでOLを3年、編集と広告営業を8年経験して34歳で起業。「働く女性を応援するネットワーク型情報誌」をコンセプトに情報誌「アヴァンティ」を出版。編集長兼社長として、誌面やイベントで女性たちの勇気を後押しする企画を展開してきた。第1回全国商工会議所女性部連合会「女性起業家大賞・奨励賞」(平成12年、グロース部門)、 第3回福岡県男女共同参画企業受賞(平成14年)、内閣府平成20年度「女性のチャレンジ賞」受賞。
 平成22年4月、(財)福岡県女性財団 福岡県男女共同参画センター「あすばる」副理事長兼館長に就任。
広報の果たす役割と広報に必要なものについて、村山館長が今まで携わってこられた情報誌作成と男女共同参画の推進における広報という具体的な内容を交えながら、わかりやすく話をしていただきました。
 【講義・演習 13:00〜16:00】 
 「講座に参加したくなる! 魅力ある広報の在り方」
      福智町役場まちづくり総合政策課政策推進係長 長野士郎 氏
プロフィール
 平成11年8月から平成21年3月まで広報担当(当初赤池町は全国唯一の財政再建団体)。平成18年3月の合併で旧赤池町から福智町の広報担当となる。全国広報コンクールで担当1年後に編集した平成12年10月号が初入選3席。以降、平成15年特選・総務大臣賞、平成16年特選・内閣総理大臣賞、平成18年特選・内閣総理大臣賞ほか入選多数。
  生涯学習課社会教育係を経て、現在、まちづくり総合政策課政策推進係長。
長野係長のこれまでの入賞作品の紹介とその作り方のノウハウを具体的に説明いただき、その後の演習で、共通のテーマに沿ったチラシ作りをグループで行いました。本講座で学んだ成果を発揮し、各グループごとに個性溢れる魅力的なチラシを作り上げました。
参加者の声
講義「情報発信してつながる人と人。地域活性は広報がカギ。」(村山氏)について
  情報を発信することにおいての心構えは参考になりました。書き手のフィルターを通して物事を表現していくので、何を伝えたいのか、どういう視点で発信するのか明確にしなければならないと思いました。また、多くの人に発信するということは慎重でなければならないとも思いました。
  誰にでも伝えようとすると誰にも伝わらない。ターゲットを絞ること。同じことを繰り返し伝えていくこと。フェイスブックなどの最先端の情報源をうまく利用すること。
    「頭で考えるのではなく、住民の人と話をする。数人でいい。」私も気をつけていることなので、共感できとても参考になりました。
  事業企画をするにあたり、今まで以上に対象者(市民)の立場で考えて、広報活動にあたりたい。チラシ作りや取り組み事業のPRの広報へも力を注ぎたい。

講義・演習「講座に参加したくなる! 魅力ある広報の在り方」(長野氏)について
    チラシづくりのレイアウトには今まで悩まされていた。しかし、今日、色々なコツを聴くことができ、次からさっそく生かしていきたい。
    すばらしい広報誌、ポスター、チラシの数々に驚きました。とても行政のものとは思えませんでした。日々の研鑽の大切さも感じました。
    パワーポイントによる広報の紹介を見、イメージが感覚的に入ってきました。目の動きや作り手のセンスは真似ることから実践してみたいと思います。
    実践につながることばかりだったのにと、作り手の楽しみを感じることができた。私も人が思わずとりたくなるチラシを作りたい。

 成果と課題
  成果として、アンケートによる全体満足度は90%と高い数値を示しており、参加者にとって大変満足された講座となりました。
  課題としては、配付資料を充実させることと演習の時間を多く確保することにより、さらに参加者にとって充実した講座となると考えられます。

 活動写真
午前 講義 村山由香里 氏 午後 講義・演習 長野士郎 氏
午後 個人ワークの様子 午後 グループワークの様子
午後 各グループ発表の様子1  午後 各グループ発表の様子2 午後 各グループ発表の様子3
 
発表内容
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