事業報告
 平成24年度
市町村社会教育委員新任者研修会
 
 期 日  平成24年7月4日(水)

 参加者  84名
 
事業内容
  新たに委嘱された市町村の社会教育委員等を対象に、生涯学習社会の実現に向けた社会教育活動の促進を図るため、講演や実践発表、グループ協議をとおして、社会教育委員の役割や当面する社会教育の課題等についての研修を行いました。
 
 内容の実際
【講演】 「社会教育委員の役割とはなにか」
〜「住民・推進者の目」から新たな社会教育を展望するために〜

講師:九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授 岡 幸江

 社会教育法の説明や県外の事例を紹介していただきながら、社会教育委員の役割や期待されていることなどについて学ぶことができました。
【実践発表】  「社会教育委員としての実践活動」 
「地域ぐるみで・・・みんなで見つけたお嫁さん」 
 
 前朝倉市社会教育委員 内藤 主税






 「ひとりひとりが手をとり合う地域づくりに向けて」 
 
 嘉麻市社会教育委員 井上 友征
            




 地域の課題に即した実践であり、社会教育委員の活動の幅の広さを感じ取ることができました。
 
 
 【グループ協議】  「社会教育委員としてできること」

 4〜5人の少人数グループで協議を行いました。途中、グループをかえながら、他地区の現状や取組について意見交流を行いました。最後に、岡先生に実践発表やグループ協議についてまとめを行っていただきました。
 
参加者の声 (抜粋)
【講演】  ・社会教育委員の役割がよくわかりました。一人ではできない、周りの人と支え合って取り組むというのが印象的でした。
・自らが扉を開き、地域とのパイプを大きくすることで、まずは気軽に取り組むことができるものから実践する。 
【実践発表】   ・地域の進行役として活発に実践行動され、多くの接点をもち、連携を強化されていることのすばらしさ。
・学んだことを地域に還元という言葉がとても印象に残りました。
【グループ協議】   ・他市町村の社会教育委員としてどんなことに取り組んでいるのか話を聞け、とても参考になりました。
・他地区の素晴らしさや悩みを聞き、私の地域をもっと知ることが必要と思った。
【研修会全体】  ・どんな研修なのか不安でしたが、講話、実践報告、グループ協議などとても有意義な一日となりました。
・社会教育という広範囲に及ぶ職務の一部分だけでも理解できたように思います。
 参加者のみなさん、最後まで熱心にご参加いただき、ありがとうございました。