事業報告
 平成25年度
子どもの体験活動支援者等セミナー

 平成25年6月24日(月)に「子どもの体験活動支援者等セミナー」を、子どもの体験活動についての事業を担当する指導者等を対象に、各地域の実践等「実体験を重視した教育の推進」についての研修を通して、体験活動を支援する指導者の資質・能力の向上を図るという趣旨で実施しました。
 
講義 自然体験活動の安全管理
          九州共立大学スポーツ学部 非常勤講師 近藤 進  氏
 「まずはリラクセーション」ということで、参加者の方に落ち着いてもらい、アイスブレーク、コミュニケーションに取り組んでもらい、雰囲気が和みました。その後スライドを交えながらリスクマネジメントやKYTについてお話ししていただきました。午前最後には、自分を森の妖精と見立てたモール人形作成について説明を受けました。

           
講義・実習・演習 自然体験プログラムの企画立案
               九州共立大学スポーツ学部 非常勤講師 近藤 進  氏
 午後からはKYTの実習として各グループごとに裏山に登りながら、危険個所を確認していきました。山頂に到着後は休憩ポイント作りとしてブルーシートや園芸ポールなどを使ったタープ設営の実習を行いました。その際ロープワークもご指導いただきました。その後火の管理として安全な薪の割り方や火の起こし方を学びました。下山後、研修室にて演習を行いました。各グループごとに活動の魅力・期待、ハザードそしてリスクを下げるアイディア・方法についてブレーンストーミングし、グループで考えを整理して、模造紙にまとめました。その後グループごとに発表を行い、参加者全員で共有しました。最後に参加者が製作したモール人形を撮影した森人の画像を使い振り返りを行いました。

参加者の方より
野外を使った研修は初めてでしたがとても楽しかったです。
野外での講義・実演をとても楽しく学ぶことができました。
7月にキャンプを予定しているのでとても参考になりました。 
講師の方の場のなごませかたがうまく班員とのコミュニケーションがうまくいきました。指導者に求められる一番のスキルなのかもしれません。
下見とリハーサルの大切さを学び参考になりました。
タープ作りなどは、実際にしてみて、覚えることができました。また、山に登った後、改めてこんなリスクがあるんだと体験できよかったです。