事業報告
 平成27年度
ミニ門松づくり体験塾     
 期 日  平成27年12月20日(土) 1日2回実施
 参加者  54組
 事業目的
 自然の材料を使って季節の行事にちなんだものを作ることで、日本の伝統や風習を学ぶとともに、ものを作る喜びや達成感を味わわせる。
 平成27年12月20日(日)、「ミニ門松づくり体験塾」を開催しました。
本年度は、「太い竹を切り土台を作る」「3本組みの細竹を笑い口に切る」「厚紙(金色)で扇飾りを作る」「水引で飾りを作る」「門松を組み立てる」という作業を、全て自らの手で行い、完全オリジナルのミニ門松を作っていただきました。のこぎりを使っての作業が初めてという子どもたちも多かったですが、みんな楽しそうに作業されていました。全ての作業を自らで行うという新しい取組に高評価をいただきました。ありがとうございました。
【開会式の様子】
  センター代表の挨拶、日程説明、作業工程の説明、それぞれに参加者の皆様は真剣にお話を聞いていただきました。
 【作業の様子@(扇飾り)】
 本年度、門松の前面に飾りつける扇づくりを新しく取り入れました。見栄えがよくなることはもちろんですが、自分で作る飾り物を「難しい〜」と言いながらも一生懸命に作られていました。金色の厚紙で作る扇や水引で作る飾りは、初めて作るという参加者の方がほとんどで、出来上がった時には「お〜っ」と満面の笑みがあふれていました。
 
 
 【作業の様子A(のこぎりを使っての竹切り)】
 昨年度までは、細竹の笑い口を切る作業を事前にセンターで切っておいて準備をしていたのですが、本年度より、子どもたちにいろいろな作業や難しいことにチャレンジしてもらい、全て自らの手で作り上げていただこうと、のこぎりを使っての作業を増やしました。初めてのこぎりを使った子たちも多く、苦戦しながらも、親子、兄弟姉妹で協力して、楽しんでくれていました。上手に切れたときの笑顔は最高でした。


【作業の様子B(ミニ門松の作成)】
 先にも書きましたが、本年度は全ての行程を自らの手で行い、本当の自作ミニ門松になりましたので、出来上がった時の感動はすごかったようです♪大成功でした〜♪
 
 
 
 参加者の声
 
 のこぎりを使ったり、季節の物を作ったり、その由来を得てとても勉強になりました。子どもたちもとても楽しんでいました。
  5歳の子が初めてのこぎりを使う体験が出来て良かった。
  2回目だったけどたくさん違うところがあって、去年のと全く違うのができて豪華になっていました。また、作ってみたいです。ありがとうございました。 
2年前より作る部分が多く、苦戦しましたが、自分が作った感があり、よかったです。
自宅で門松を作ることもないですし、材料をそろえることを考えると面倒に思ってしまいますが、こういう機会があると、みんなで楽しく参加できていいと思いました。文化を知るにもとてもよかったです。
竹を切るのがとても大変でしたが、すごくすてきな門松ができました。ありがとうございました。
飾りつけから竹を切りまで、全ての行程が手作業ですることが増え、成功体験を味わうことができました。丁寧にご説明いただき安全に切れました。おかげさまで出来栄えも上々です。ありがとうございました。来年もぜひ参加したいです。
家族で楽しく作ることが出来ました。子どもたちはのこぎりが楽しかったようです。ありがとうございました。

 
 全体をとおして
 子どもの体験活動支援事業である「ミニ門松づくり体験塾」。今年度は思い切って、全ての行程を子どもたちに体験してもらおうと、細かい作業や危険を伴う作業の補助支援を行い、安全面に配慮しながら実施しました。参加者の声にもありましたが、予想以上に高評価をいただき嬉しく思います。また、参加者の方々の熱心な活動の姿にも感激いたしました。今後も子どもの育ちにつながる事業を、内容を工夫しながら行っていきたいと思います。今後も社会教育総合センターの主催事業へのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。