事業報告
 平成27年度
青年ボランティアのつどい     
 期 日  平成28年2月20日(土) 
 参加者  13名
 事業目的
 センター主催事業に参加したボランティア及びボランティア活動に関心のある方を対象に、ボランティアとしての資質の向上を図 り、ネットワークを構築する。
 青少年教育施設におけるボランティア活動に興味・関心のある方を対象に、演習や実践を通してボランティアとしての資質向上を図るとともに、ネットワークの構築を目的としたつどいが開催されました。
 あいにくの雨でしたが、13名の大学生・一般の方に参加していただきました。
【@報告・講義】
  まず、はじめに当センター社会教育主事の末吉より、平成27年度の主催事業報告を行いました。
 どのような目的をもって主催事業を開催しているのか、ボランティア活動において大切なこととは?等各主催事業の写真を交えて報告をしました。
 その後、学習ボランティア「若杉の会」会長の奥田聖一氏より、「施設ボランティアについて」の講話をしていただきました。自身のボランティア活動を始めたきっかけや、ボランティア活動をどう感じているのか等をお話ししていただき、参加者からも“社会人になっても何らかの形でボランティアをしていきたい”という声が聞くことができました。
 【A施設見学】
 センター裏山に設置した「きずなの森」プログラムを体験してもらう予定でしたが、雨のため写真・動画での紹介と一部体験にプログラムを変更しました。
 「きずなの森」プログラムの紹介では、「実際に体験してみたかった」「ひとつひとつのプログラムに“協力”というテーマを取り入れている点がすごい!」などの感想が寄せられ、実際には体験はできませんでしたが、センター自信作のプログラムを知ってもらうきっかけになったのではないかと思います。
最後には、参加者みんなで、「きずなの森」プログラムの1番『ブラインドスクエア』を体験してもらいました。全員目隠しをして、ロープを掴み、お題の形(今回は正方形)を作るというプログラムです。
目隠しをはずして、できた形を見ていると、さすが!!というほど、きれいな正方形が完成していました。
 
プログラム説明の様子 『ブラインドスクエア』の様子
 【B体験活動の実践研修】
 ここでは、紙パックで炊き込みご飯を作りました。雨のため、実習室での調理となりましたが、身近な物を使って簡単に調理ができることに関心をもった方が多くいました。
午後から開催のささぐり土曜塾では、この時間で作った炊き込みご飯を参加した子ども達と一緒に作るプログラムであったため、参加者は自分の分を作りつつ、子ども達にとって危険なポイントや上手に作るコツを考えながら作ってもらいました。
また、自分達で作った炊き込みごはんを昼食として食べていただきました。
【Cボランティアの実践研修】
 いよいよ、実践の時間です!ささぐり土曜塾の参加者の子ども達を相手に、まずは自己紹介を行い、班に分かれて活動してもらいました。包丁や火を使うため、危険な作業は一緒に行っていきました。ボランティアのつどいの参加者は一度体験しているため、注意点に気を配り、アドバイスしながら一緒に活動することができていたようです。子ども達もたくさんのボランティアスタッフと一緒に活動ができ、とても楽しそうに作り、そして食べることができました。
 
 
 
 参加者の声
 
 今回参加していた学生たちとパイプ作りもできると感じた。
  今まで参加してきた社教センターについての理念や目的について詳しく知ることができ和たち自身も振り返ることができました。“体験からの子ども達へ教える”ということは初めてで、とても為になりました。
  研修と実践の両面からのアプローチによる経験ができたことは、すごく良い勉強になりました。
ボランティアに参加する人々と交流し、その後子ども達と触れ合えたのは、とても充実しており良かった。

 
 全体をとおして
 今回、“実践”として初めて子ども達と一緒に活動できるプログラムを取り入れてみましたが、両事業参加者にとって楽しい時間・良い経験になったのでないでしょうか。
 参加者にとって、何かしらの形で、この研修が役にたっていただければ幸いです。
 この1年間当センターの主催事業でボランティア活動をしてくださったみなさん本当にありがとうございました!また、来年度もたくさんの主催事業が開催されます!またみなさんと一緒に活動できる日をお待ちしております。