事業報告
 平成28年度
和き・合い・愛ファミリーキャンプ 第1回目     
 期 日  平成28年6月25日(土)〜26日(日)
 参加者  23家族(61名)
 事業目的
 知的障害のある児童・生徒とその家族を対象に、自然体験活動や集団で楽しみながら活動できるプログラムを通して、何事にも主体的に取り組む力や他者とふれあう力を育むとともに、達成感を味わわせます。また、保護者同士で情報交換等を行い、子どもの自立に向けた支援の在り方等について考える機会とするため開催しています。
 1日目
【出会いのつどい】
  出会いのつどいでは、太鼓を叩いた数に合わせた人数のグループをつくり、レクレーションや自己紹介を行いました。グループの人数が増えていくにつれて、様々な人との交流ができました。「はじめはだれだ?」ゲームでの皆さんの素敵な笑顔がとても印象的でした。
 

 【館内散策 〜お宝を探そう〜】
 雨天のため裏山に行かず、館内での散策となりました。館内に隠された5つのボールを探します。全てのボールを探し出した後、ボールに書かれた番号と照らすと、プロジェクターで映し出したパソコンの画面上に3文字の言葉が浮かび上がってきます。家族と参加者同士の「きずな」を探すお宝探しでした。
 


【夜の活動】 
 夜は大人と子どもが分かれて活動を行いました。子どもの皆さんは七夕飾りを作りました。短冊に願いごとや絵をかいたり、きれいな飾りをたくさん作ったりすることができました。保護者の皆さんは座談会を行いました。今回のキャンプに参加しての感想や日頃の悩みについて意見交流を行いました。また、福岡県教育センターの福田洋隆先生にもアドバイスをいただくなど有意義な時間を過ごすことができました。
 
 

2日目 
【「和き・合い・愛」農業体験】
 まず、室内で家族毎に看板を作りました。その後、あおぞらファームの除幕式も兼ねて、サツマイモの苗付けを行いました。色とりどりのカラフルな家族毎の看板とサツマイモの苗が地面から顔を出し、それを見守るかのように、大きなあおぞらファームの看板が立っています。秋の収穫の際には、サツマイモがたくさんとれるといいですね。
 
 
 
 参加者の声
 
 子どもの良い経験になってとても良いと思いました。また参加したいと思いました。親の話も聞けて勉強になりました。
今回、除幕式に参加させていただき光栄でした。ありがとうございました。暑い中、畑を起こすところまでいろいろな準備が必要だったことと思います。子どもたちのためにご尽力くださり、心から感謝いたします。ありがとうございました。
  行き届いた対応、ありがとうございます。今後もできる限り継続をお願いします。 

 
 全体をとおして
 
 
 今年度からあおぞらファームをつくり、農園を軸にしたファミリーキャンプに取り組むことにしました。まだまだ様々なことを模索しながら進めている段階ですが、2回目以降のキャンプも、多くの参加者の方に喜んでいただけるよう取り組んでいきます。次回は9月3日(土)、4日(日)です。お楽しみに!