社会教育専門研修 広報力アップ実践講座

期　日 　平成２８年１２月７日（水）　１０：００〜１６：００  参加者　　　４８名  事業内容 　社会教育・生涯学習の振興をめざし、多くの情報を効果的・効率的に、魅力ある演出でしっかりと伝えるための広報の在り方や技法・技能について講義と演習で学ぶことにより、担当事業の広報での実践につなげる。 　内容の実際 【研修１】（講義）「まちをつくり、人と人をつなぐ魅力ある広報のあり方」 講師　特定非営利活動法人　九州コミュニティ研究所              理事長　　　耘野　康臣　氏   　午前中の研修１では、九州コミュニティ研究所理事長 耘野氏より発信力のある広報づくりについてご講義いただきました。まず、広報目的や広報の種類について説明され、その後、広報の基本的な捉えについてお話をいただきました。広報の目的は、「共感」を生み出すことであり、信頼関係を築き、「最終的にファンになってもらう」という、広報に対する考え方から最終目標まで分かりやすくお話いただきました。また、ワークシートを活用して発表を行う場面も設定し、和やかな雰囲気の中、参加者も楽しく講義に参加する姿が見られました。   【講義される耘野氏】 【研修２】（講義・演習）「実践！魅力が伝わるチラシづくり」 講師　特定非営利活動法人　九州コミュニティ研究所              理事長　　　耘野　康臣　氏   　午後からの研修２では、キャッチコピーを書くテクニックのお話をいただき、自分の所属する施設・職場のコピーを作るという実践演習を行いました。その後、受け手の視点でチラシを評価し、グループ内で検討する演習を行いました。参加者が、チラシの良し悪しを真剣に評価し、グループ協議を行いました。その後、全てのグループの意見を発表してもらい、全体で意見を共有することができました。 　最後に、デザインに関する１０問のクイズや、広報としては欠かせないインターネットやSNSの情報を伝え、参加者の新しい気づきにつながる講義・演習でした。 【キャッチコピーについてペア交流している様子】       【チラシを評価する演習の様子】 【サンプルチラシの感想を発表する様子】   　参加者の声 【研修１】（講義）「まちをつくり、人と人をつなぐ魅力ある広報のあり方」 広報に対する考え方やチラシを作成する上で必要な事がたいへん参考になりました。 広報と広告の違い、同じもののようで全く異なるもの。私たちの役割「広報」をどのように行うか。広げるか、再考させられた気がしました。 情報伝達をうまくすることはコミュニケーションの失敗をなくすことが重要ということ。そして、良いコミュニケーションは「共感」だということ。 広報とはただ知らせるという目的ではなく、相手意識をもって信頼関係を築いていきながら行うことだと理解できました。一方通行ではなく、双方向を意識することが大切だと分かりました。 コミュニケーションが広報力とつながってくると言われていたのでコミュニケーション力を付けたい。 受け手の側になって考える、つくること、自分の作ったものを見直そうと思いました。 【研修２】（講義・演習）「実践！魅力が伝わるチラシづくり」 実例を用いてワークしたため、自分たちのレベルに近い良い点、悪い点を見つめることが出来た。 ユーザーの知りたいことを引き出すスキルが大事だという事がわかった。チラシを作るときに色んなコツがあるということを知れた。 他人に見られることで評価を受けられてよかった。評価する練習もでき、客観的に見ることの大切さが分かった。 意見交換ができたし、プロの知識を教えてもらえたのでよかった。 受ける側に立つと見えてくるものがたくさんありました。 みなさんが作られたチラシを見て自分の作ったものと比べて良いところ、改善した方がいいところが分かって勉強になった。 ●会全体を通じてのあなたの満足度はいかがですか。（期日や日程を含めて） 講師の先生の話も聞きやすく内容もすごくわかりやすかったです。今まで受けた広報研修とはまた一味違って、とてもよかったです。スライド自体もおしゃれでした。 あっという間の１日でした。コピーの作り方、広報と広告の違い、広報の意味など、今まであまり考えなかった事についても改めて考えさせられ、また多くの新しい事を学ばせて頂きました。 この研修に参加できて良かったと思います。ありがとうございました。 午前・午後とも業務にすぐに役立てることが出来ると思う。 今まで受けた講演・講義の中で最も活かしたいと思う、ものでした。 実践をされてきた型の話は非常に面白いです。えてして、自己満足におちいりそうなことが、その根拠と理論を交えて教えて頂きました。自己主張型の広報にならないよう、今後もチャレンジします。一日ありがとうございました。 とても充実した研修でした。ありがとうございました。