センターNEWS:事業報告 (平成19年度)
 

社会教育的手法を活かす学校運営セミナー

 8月10日(金)、本セミナーは、「地域の教育力・教育資源を活かして、学校を元気にしよう」をテーマに行いました。 社会教育的手法を活かす学校運営セミナー<インタビュー・ダイアローグ>
<インタビュー・ダイアローグ>
コーディネーター 飯塚市教育委員会    教育長 森本 精造 氏
登壇者 立花町立白木小学校   教諭   澤野 豊美 氏
宗像市立日の里中学校 教諭   村井 弥生 氏
 地域の力を活かして教育実践を行い成果を上げている2校の先生方に登壇いただいて、くわしく実践内容を聞きました。
また、学校を支援してくださっている地域の協力者の方々のお話も聞けました。参加者からの質問や意見などもあり、非常によい話し合いになりました。
社会教育的手法を活かす学校運営セミナー1 社会教育的手法を活かす学校運営セミナー2 社会教育的手法を活かす学校運営セミナー3 社会教育的手法を活かす学校運営セミナー4
熱気ある会場の様子 熱心に聞き入りました 地域の協力者から 学校関係者から
参加者のことば(アンケートより)
○(地域協力者の)おばあちゃんたちの生の声がよかった。こんな地域の方々と日常的に接することができる子どもたちは幸せ。人間と人間のつながりが大切。
○失敗から得た工夫・知恵がすばらしい。妊婦体験の授業の導入場面の流し方がさすが。
○初めての取組の報告をもっと詳しく聞きたかったが、コーディネーターの質問も発表者の応答も分かりやすく、学社融合のあり方についてとても参考になった。
<特別講演>
竹田津実(たけだつみのる)氏
演題「野生動物に学ぶ子育て」 講師:竹田津実(たけだつみのる)氏
 竹田津先生の紹介…映画「キタキツネ物語」の動物監督や「子ぎつねヘレン」の原作者。野生動物の保護活動などに取り組む獣医であり写真家でありエッセイスト。「子ぎつねヘレンがのこしたもの」「家族になったスズメのチュン」など著書や動物の写真集など多数。
参加者のことば(アンケートより)
○「キタキツネは無視されることが嫌いという話から、無視されることほど心理的プレッシャーになることはない」ということが心に残った。
○さすが生涯学習。おもしろい話が聞けた。いつの間にか世間のせまい自分になっていたことに気づかされた。
○体験学習を重視されているが、何が子どもにとって必要なのかを考えなければならないと思った。
○野生動物の世界の様子が大変よく分かった。また竹田津先生のユーモアあふれる話は本当に感銘を受けた。