センターNEWS:事業報告 (平成21年度)

平成21年度市町村社会教育委員新任者研修

 7月7日(火)に平成21年度市町村社会教育委員新任者研修が開催しました。新たに委嘱された市町村の社会教育委員等を対象に、社会教育委員の役割や当面する社会教育の課題等についての研修を行い、生涯学習社会の実現に向けた社会教育活動の促進を図ることを目的としています。
 
はじめに、「社会教育委員としての実践活動」として、筑前町社会教育委員 田中弘子氏と田川市社会教育委員 岡部裕實氏に実践発表していただきました。続いて福岡教育大学教授 井上豊久氏に「社会教育委員の役割について−現代の社会教育の危機と実態から考える−」と題して講演していただきました。その後、「社会教育委員の今日的役割と活動の具体化」について参加者が10グループに分かれグループ協議を行いました。

【実践発表】「社会教育委員としての実践活動」
テーマ
「新しい町になってからの取組み
  〜食育をとおして家庭教育の向上をはかる〜」
発表者: 筑前町社会教育委員 田中 弘子 氏
テーマ
「生涯学習から学んだ社会教育委員の役割
〜社会教育委員として〜」
発表者: 田川市社会教育委員 岡部 裕實 氏
講演「社会教育委員の役割について 
−現代の社会教育の危機と実態から考える−」
講師: 福岡教育大学教授  井上 豊久  氏
グループ協議 「社会教育委員の今日的役割と活動の具体化」

感想
○実践発表について
社会教育委員さんの意識レベルの高さに驚き大変参考になりました。
具体的な実践報告で今後の活動の方向性がわかった。
社会教育委員の会として1つの活動をしていることがわかった。このようにして1つ核になる活動がない自治体が多いので刺激になった。どの自治体も同じ悩みを持っているので新任者が1つの現状を学ぶ上で参考になったと思う。
○講演について
社会教育委員の役割(課題)が明確になりました。
社会教育委員としての立ち位置が理解しにくかったのですが、少しわかったような気がします。
○グループ協議について
各市町によって社会教育委員の選出の仕方構成活動が違うことに驚き勉強不足がよくわかった。
同じ様な悩みを持ちつつも向上心に溢れた委員さんの集まりでした。
○全体を通して
他の市町村を知ることで大きく自信を持って活動できる。
初めての社会教育委員になっての研修で役に立ったと思います。