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“東風ふかば、にほいをこせよ 梅の花”

 街頭の多くの店舗を華やかに彩る聖バレンタインの記念日を過ぎると、いよいよわたしたち福岡県民のシンボルの一つ、「梅の花」も本番の季節を迎えます。いずれも同系統のハートフルな色合いに象徴されますが、やはり天然の花々のみずみずしさや味わい深い彩りは、人工的な色彩との直接的な比較を拒んでいるようにも感じられます。
 梅の花が福岡県のシンボルとされたのは昭和29年3月19日で、全国的に有名な「太宰府の梅」にちなんで、「NHK植物友の会」の決定によるものです。
また、みなさまにも慣れ親しんでいただいている県章(県のシンボルマーク)も、この梅の花をかたどったもので、こちらは広く県民からデザインを募集し、「県民の融和と躍進」を願い、昭和41年5月10日に県が決めました。
 この梅の花が県内はもとより全国各地で咲き誇るこの期に、改めてわたしたち県民、そして国内外から訪れてくださる多くの方々の融和と躍進を、豊かな自然に囲まれた篠栗の地からも深く祈念しています。

紅 梅
紅梅
県 章
福岡県 県章
平成20年2月
学習サポート室  小野 稔