事業の報告 (平成25年度)
子どもボランティアサークル「タイミング」 第2回セカンドキャンプ
 

 11月16日から17日にかけて「子どもボランティアサークル『タイミング』」第2回セカンドキャンプを「玄海の家」にて行いました。

  セカンドキャンプでは班ごとに夕食メニューを考える「わくわくクッキング」を行いました。各班に与えられた予算のなかで何が必要なのかを考え、実際に「道の駅むなかた」まで買い物に行き、夕食を作るという活動でした。買い物では電卓を使いながら買う食材の数を話し合い、カレーやすき焼き、野菜炒め、焼き魚など班で工夫した夕食を作ることができました。自分たちで考えた料理を作るということは班で話し合いながら協力する大切さを改めて実感し、買い物では計画を立ててお金を使うということを体験することができました。
松葉かきの活動では、活動を行う前にさつき松原が潮風による被害を防いでくれていることや、その松原の松を成長させるために落ちている松葉を集めることなどの説明をしたことにより子どもたちの活動への意欲も高まり、熱心に作業に取り組むことができました。また、集めた松葉で焼いもを作ることで楽しみながらボランティアを行うことができました。
看板作りの活動では各班でさつき松原の保全を願うメッセージや絵を考え、環境保全の気持ちを表現することができました。

 2日目の朝に行った清掃ボランティアの活動では宗像市環境課の方々やクリーンアップ宗像の方々と海浜清掃を行いました。日ごろから海浜清掃を行っている環境ボランティアの方がいることや、海浜には外国の物や大きなゴミなどさまざまなゴミが流れつくことを知り、子どもたちは楽しみながら積極的に多くのゴミを拾うことができました。
 キャンプ終了後、子どもたちに「第1回のファーストキャンプの後に何かボランティア活動をしましたか。」とアンケートを取ったところ、「家族で海浜清掃をした」、「子ども会でゴミ拾いをした」との回答を得ることができました。また「できなかった。今度は1回はできるようにする」などできなかったものの前向きな回答もあり、これまで2回のキャンプを通して子どもたちのボランティアマインドが形になって表れてきたと感じました。