高校生ボランティア研修 講座T
平成21年6月13日(土)〜6月14日(日)
参加者 高校生・・・54名  教師・・・・1名 

事業内容

 「高校生ボランティア研修」は、ボランティア活動に関する基本的な知識や技能について体験をとおして学び、ボランティア活動への意欲を高めることを目的にしています。さらに、ボランティアに取り組んでいる人との出会いや、同じ目的を持つ仲間との交流などをとおして、進んでボランティア活動に取り組むことができる高校生の育成を目指します。
 今回の講座Tでは、「ボランティアを知ろう」というテーマで、福岡大学スポーツ科学部の築山泰典先生、福岡リゾート&スポーツ専門学校の小山公彦先生、福岡YMCAの奥村洋充先生という3名の経験豊富な講師陣をお招きし、ボランティアの基本的な考え方や心構え等を中心に、体験をとおして学ぶことができるプログラムを用意しました。
 この研修をとおして、高校生が積極的にボランティアに参加し、地域社会の一員として地域に根付くような活動を行うことができるようになることを願っています。

1日目
アイスブレイキング
 まず、奥村洋充先生の指導で「アイスブレイキング」を行い、簡単なゲームをとおしてコミュニケーションを図りました。初めて出会ったばかりの高校生も、いつのまにか笑顔があふれ、緊張がなくなっていました。

講話「ボランティアって何?」
 「ボランティアって何?」は、奥村洋充先生に「自発性」「主体性・責任性」「無償制」「利他性・社会性」「相互性」「継続性」の6つのボランティア定義を中心に講義していただきました。ボランティアのイメージを出し合ってビンゴゲームをし、ボランティア活動の現状やボランティアの意味についても理解を深めていきました。

実習「野外調理の達人になろう!」
 「野外調理の達人になろう!」では、小山公彦先生に「野外調理の仕方」について指導していただきました。ここでは、野外調理の基本的な知識や、道具の使い方、安全管理などについて学び、実際にカレー作りを行いました。グループのみんなで協力して、美味しいカレーを作ることができました。

実習「おもしろレクリエーション」
 「おもしろレクリエーション」は、築山泰典先生、小山公彦先生、奥村洋充先生が交代しながら、それぞれ楽しいレクリエーションを指導してくださいました。次々に飛び出す楽しいゲームに大変盛り上がり、講堂には高校生の歓声があふれました。
2日目
実習「スキルアップボランティア」
 「スキルアップボランティア」は、築山泰典先生の指導で、ボランティア活動に必要な安全管理について学びました。昨日の活動の画像から、自分たちに危険な場面がたくさんあったことに気付いた高校生は、「楽しく安全に」というキーワードから、レクリエーション・野外調理を実施するために必要な事前の用意・指導、その場の指導など、指導者として気付くべき事柄について認識を深めました。

実習「Let'sボランティア」
 最後は、グループごとに講座Tで学んだことを基に、講座Uで実際に子どもたちに指導を行うため、「レクリエーション」「野外調理」「楽しく安全な活動」の3点についてまとめ、ボランティア活動の企画をしました。その後、グループごとに自分たちの企画内容を他のグループにプレゼンテーションを行い研修のまとめをしました。

参加者の声
とても楽しかったです。また、参加したいと思いました。ボランティアに対する自分の考えや方針を改めて考えるいいきっかけになったと思いました。
ボランティアについて学んだり、他の同年代の人と意見を交換する機会が少なかったので、たくさんの新しいことを発見して友だちが増えたのでとても楽しく学べました。
2日間で、他の高校生の人と楽しく活動できてとても良かったです。最初は同じ高校の人と一緒に活動したらいいと思っていましたが、だんだんうちとけられて、野外活動でたくさん話したり協力したりできたので、とっても自分が成長したと思いました。また研修に参加したいと思いました。
自分が今までボランティア経験をして、こんな時どうすればいいのか、どう対応したらいいのか少し悩んでいました。今回のボランティア研修をとおして、たくさんの人たちのボランティア経験談を聞き交流を深めることができました。本当によかったと思いました。講師の先生の話も聞けて本当に良かったです。
初めて参加しましたが、たくさんの知識を身につけることができたと思います。3名の講師の方たちに来ていただいたことが良かったです。初対面の人とも仲良くできたし、レクリエーションのやり方も学びました。次回もぜひ参加したいです。本当にありがとうございました。これからの活動に活かしたいです。
どんな風にしたら、安全で楽しく過ごせるかがわかりました。もっともっといろんな事を学びたいと思いました。2回目も来ますのでよろしくお願いします。

全体をとおして
「Let'sボランティア」でのプレゼンテーションでは、それぞれのグループが短時間の間にこの研修で学んだことをまとめることができ、しっかりと他のグループに伝えることができました。研修を進めるにつれて、高校生の顔つきがどんどん真剣になっていき、お互いに力を合わせて活動したり、積極的に意見を交流したりする姿が見られ、充実した研修になりました。高校生に求めるボランティア活動は、「強制」でも「矯正」でも「共生」でもなく、「共成」なのであり、自分も成長し、相手も成長するような活動に取り組む事が大切です。講座Uでは、「ボランティア活動を体験しよう」として、実際にボランティア活動を実践していきます。ボランティア活動を広げていくために高校生たちのチャレンジは続きます。