(平成23年度)
  12. 青年リーダー・ボランティア研修会
 
○ 期 日  平成23年7月2日(土)〜3日(日)
○ 参加者 57名
○ 事業内容
 「青年リーダー・ボランティア研修会」は,地域で活動する高校生以上のボランティアリーダーを対象にボランティア活動や野外活動に関する基本的な知識や技能について体験をとおして学び,ボランティア活動や野外活動への意欲を高めます。また,ボランティアに取り組んでいる人との出会いや,同じ目的を持つ仲間との交流などをとおして,進んでボランティア活動に取り組むことができるリーダーの育成を図ります。
 今回の研修では,レクリエーションの指導方法やアウトドアクッキング・野外活動中における緊急時の対処法を体験や講義等をとおして,野外活動に必要な知識・技能を身につけます。ボランティア活動を始めたばかりの人や,もっと野外活動について学びたい人に薦めたいプログラムを用意しました。

○ 参加者の声
・初めて会った人達と一緒に活動して最初のうちは,不安でしたが活動を通じてみんなで楽しむことができました。
・今回初めての参加でしたが,勉強になることが多すぎて,復習が大変です。今後の自分たちの活動に生かしていきたいと思います。
・今回の研修で,たくさんの方と交流ができて,すごく楽しむことができました。また,「ボランティア」についてたくさんの事を考えさせられて自分達にとっていい体験ができました。
・知識としてわかっていたことに加えて,なぜそうなのか理由の部分を知ることができたので,勉強になりました。
・大変面白い貴重な講義を受けることができてよかったです。サークル活動におけるレクリエーションのあり方について考えさせられることがありました。

○ 全体をとおして
各地区・地域で活動されている方や大学・専門学校などサークル活動を中心に活動されている方も多く,ボランティアに対する意識も高く積極的に取り組まれていました。アウトドアクッキングの燻製作りや緊急時の対処法では,始めて体験されることが多く,戸惑うことも多かったように思いますが,活動が進むにつれて一生懸命に取り組むことができたようでした。
また,レクリエーション体験や情報交換をとおして,お互いに交流を深め,ボランティア活動に対するや悩みや考え方を話し合うことができました。今後の活動に自信を持って活かして欲しいと思います。
○ 活動写真
1日目 
講義「野外活動に必要な知識・技術」 
 「野外活動に必要な知識・技術」では,人の暮らしの中で野外活動の教育の大切さや必要性について講話をいただき,ボランティア活動の理念や考え方などを学習し,活動を広げるための基本的な知識や態度など学びました。リーダーとしての資質や態度について話をうかがい社会と人とのつながりについて学習しました。
【講義風景】


実習「レクリエーションの指導法」 
 「レクリエーションの指導法」では,アイスブレーキングを中心に,その方法やレクリエーション活動をとおしてコミュニケーション能力を高めることや,出会いや交流の大切さなどを学びました。また,ロープを使ったレクリエーションでは,参加者がロープを手に一つの輪につながるとともに,お互いの気持ちも一つになりました。次々に飛び出す楽しいレクリエーションに自然に,笑顔が溢れ,お互いに交流を深めることができました。
【実習風景】
  

実習「アウトドアクッキング」 
  「アウトドアクッキング」では,ダッチオーブンの使い方や調理の方法,誰にでもできるダンボールを使った燻製のつくり方など学びました。また,野外調理をとおして安全管理に関する基本的な知識・技術を学習し,活動を広げるための基本的な知識や態度など学びました。最初は皆さん慣れない作業で戸惑うことも多かったみたいですが,最後には,お互い協力しながらやり遂げることができました。 
 【実習風景】
 
 

2日目
実習「野外活動中における緊急時の対処法」 
 「野外活動中における緊急時の対処法」では,ロープを使った止血の方法やあらゆる事態に備えて応用範囲の広い一重つぎなど結び方を学びました。その他にも,ロープを使った仲間作りの方法などご指導をいただき,今後の活動の参考になったようでした。 
 
 【実習風景】