事業の報告 平成29年度
  家族でスローライフin英彦山 第1回
ねらい
 家族が協力して生活体験活動、自然体験活動を行うことを通して、家族の生活スキルを育むことで、家庭の教育力の向上に資する。
期 日  平成29年5月13日(土) ~ 14日(日)

参加者 53名(14家族)

プログラム
第1日目【5月13日(土)】
 時  間  活 動 内 容
10:10~11:00 出会いのつどい(上津野活性化センター)
11:00~12:30 活動1 農業体験をしよう
12:30~13:30 活動2 郷土料理体験をしよう
13:30~14:30 活動3 バケツ稲体験をしよう  上津野を散策しよう
14:30~15:30 (英彦山青年の家へ移動)
16:00~19:00 活動4 ダッチオーブン料理をしよう
20:30~21:30 活動5 テント設営をしよう

第1日目【5月14日(日)】
 時  間  活 動 内 容
7:30~10:00 活動6 サバイバルクッキングをしよう
10:00~12030 活動7 森のクラフトづくりをしよう
13:00~ 別れのつどい

具体的な活動
 
 5月13日(1日目)
「出会いのつどい」
  参加家族は、添田町上津野地区にある地域活性化センターに集合し、「出会いのつどい」を行いました。主催者挨拶の後、上津野村づくり推進協議会会長より歓迎の言葉をいただきました。続いて参加家族、職員、ボランティアの順で自己紹介を行いました。参加家族からは、「はじめての田植えが楽しみです」などの言葉が聞かれました。つどい後に行った自己紹介ビンゴゲームでは、他の家族とたくさん話をしながら、交流を深める様子が見られました。

↑各家族が自己紹介をしました ↑家族交流ビンゴゲームの様子

活動1 「農業体験をしよう」
  参加者は、上津野地区の方々の指導のもと、水田に入り田植えを行いました。3~5本ずつの苗を植えていくことを教わり、真っ直ぐに張られたロープを目印に、横一列に並んで丁寧に植えていきました。初めは、泥の感触に戸惑ったり動けなかったりしていました。しかし、次第に慣れてくるに従って、田植えを楽しむ姿が見られました。田植え指導をしていただいた上津野地区の方々からたくさんほめられた子どもたちは、とても嬉しそうでした。みんなで植えた苗を、秋に収穫する予定です。
↑田植えの仕方を教えていただきました ↑家族で協力して植えました
 ↑3~5本ずつ苗を植えました  ↑一列に並んでまっすぐに植えていきました

活動2 「郷土料理体験をしよう」
 郷土料理体験では、上津野地区のみなさんが何日も前から山に入って収穫した「ふき」「うど」などを使った郷土料理をいただきました。日頃なかなか食べる機会の少ない山菜の天ぷらをおいしくいただき、参加者は大満足でした。
↑メニューを紹介する上津野地区のみなさん ↑楽しく食事をしました

活動3 「バケツ稲体験をしよう」「上津野を散策しよう」
 昼食後、家庭でも米づくりを体験していただくためにバケツに稲を植えました。上津野村づくり推進協議会事務局長より「バケツの中に苗をたくさん植えないこと」「水を絶やさないこと」などの説明をしていただき、バケツ稲を植えました。バケツ稲は、家庭に持ち帰って栽培を続けてもらい、秋に行う第2回にもってきてもらうことにしています。その後、参加者は1842年に建築された国指定重要文化財の数(す)山(やま)家を訪ねました。そこで、藁ぶき屋根を守るためのいぶし作業を見学することができ、参加者は、感動していました。

↑バケツ稲の説明を受ける参加者 ↑数山家へ移動中の参加者

活動4 「「ダッチオーブン料理をしよう」」
 英彦山青年の家に移動した後、参加者は、夕食作りのためキャンプ場でダッチオーブン料理を行いました。今回は、家族で考えたメニューをもとに食材を準備してもらいました。初めて、「薪割り」「火おこし」「ダッチオーブンを使用した調理」を体験された家族が多く、家族みんなで協力して活動されました。ダッチオーブン料理は、火加減の調整が少し難しかったですが、各家族は、パエリアやローストチキンなど、それぞれに工夫した料理を完成させました。
↑鉈で薪を割る様子  ↑無事に火を起こしました 
 ↑家族で協力して調理をする様子    ↑おいしくできあがりました

活動5 「テント設営をしよう」 
 テントで宿泊するために、体育館で家族ごとにテントを設営しました。青年の家職員からテントの張り方、寝具の敷き方の説明を聞いた後、家族で協力してテント設営を行いました。参加者からは、「テントや寝袋を使った宿泊は初めてで、貴重な経験となりました。9月は外で宿泊なので、今から楽しみにしています。」という声が聞かれました。
↑家族で協力してテントを設営する様子
 
 5月14日(2日目)
 
活動6 「サバイバルクッキングをしよう」 
 災害時を想定した料理作りを体験してもらうために、サバイバルクッキングを行いました。この料理は、「水をできるだけ使わない」「カセットコンロ等の最小限の調理道具を使う」等、限られた条件で料理を作ることをテーマに行いました。この料理では、ビニール袋を利用して、味噌汁やオムレツ等を作りました。お湯がなかなか沸かず時間がかかった家族もありましたが、最後はおいしい料理を作り上げることができました。 
 
↑ビニール袋を使って味噌汁を作る様子 ↑できあがりに満足した参加者

「森のクラフトづくりをしよう」 
 プログラムの最後に、英彦山の自然の材料を使用して、家族で協力してものづくりに取り組んでもらうために、森のクラフトづくりを行いました。森のクラフトは、今回灯篭づくりを行いました。初めに家族で落ち葉や枝などの材料を集めました。次に、真っ直ぐに伸びた枝を集めのこぎりで切り、最後に輪ゴムや麻ひもで木を組みながら灯篭の形を作っていきました。各家族は、楽しく一生懸命取り組み、思いをこめた作品を完成させていました。「自然の物を使って、こんな作品ができるのかと驚きました。これから自然の中に遊びに行った時には、活動の幅が広がりそうです。」などの感想が聞かれました。 
 
↑のこぎりで材料を加工する様子             ↑親子で作品をつくる様子
↑グルーガンで材料を取り付ける様子          ↑素敵な作品が完成しました
全体をとおして
 天候に恵まれ、新緑に覆われた英彦山地区で、両日とも予定通りに活動を実施することができました。
参加者から、「活動をする中で子どもたちが頼りになる存在だと気づきました。」「同じ目標に向かって役割分担して作業することができてよかったです。」「家族で協力して野外調理などができ、普段より会話が増えました。」「いろいろな体験をする中で子どもたちが自分でできることが増えたと感心しました。」などの感想を聞くことができ、家族の語らいが増えたり、子どもたちの良さを発見したりする様子が伺えました。


家族同士素敵な出会いができました(数山家住宅の前にて)