福岡教育事務所・社会教育室
事業報告
 平成29年度
子どもの読書活動研修会
 期 日  平成29年12月 6日(水)
 参加者   107名
 日程

14:00~14:05  【開会行事】
14:05~14:15  【説 明】
              「子どもの読書活動について」 福岡教育事務所 社会教育主事
14:15~15:50  【テーマカフェによる実践発表】

             ① 「宇美南中学校におけるビブリオバトルの実践について」
                 
宇美町立宇美南中学校 教  諭 安松 裕子  
学校司書 進藤 祐希代 



             ② 「小郡市学校図書館支援センターの取組について」        

小郡市学校図書館支援センター 支援員 野中 紀子
支援員 今村 厚子 
小郡市立図書館 司  書 田中 のぞみ 氏 



                               

             ③ 「読書でつなぐ地域づくり」     

子どもの本専門店 エルマー代表・春日市読書推進委員
     前園 敦子  氏

                         
                                                

             ④ 「ブックトークの進め方について」

ブックトークボランティア「本の楽しさおとどけ便」
     松本 英子  氏


15:50~16:10  【講  評】
                        福岡県立図書館企画協力課 普及係長 髙橋 依子  氏
16:10~16:15  【閉会行事】 
16:25~17:00  福岡地区子どもの読書活動推進連絡会議 

 活動の実際
【実践発表】
        
テーマカフェ① 「宇美南中学校におけるビブリオバトルの実践について」

宇美南中学校では、平成26度からビブリオバトルの取組を行っています。国語科の授業の成果や読書サポーターの活動報告も兼ねて、文化発表会で大会を実施しました。生徒の読書意欲の向上につながり、読書の幅も広がってきました。

 
テーマカフェ② 「小郡市学校図書館支援センターの取組について」

 小郡市では、「読書のまちづくり日本一」を掲げて読書推進を行っています。市立図書館と学校図書館の貸し出しカードを共通のものにしたり、授業で活用する本を集めて、貸出したりしています。市立図書館と学校の連携がとても上手くいっています。

テーマカフェ③ 「読書でつなぐ地域づくり」

 読書活動を推進していくためには、司書の役割がとても重要です。子どもたちにたくさんの良い本に出会わせるには、読書ボランティアや司書が連携をしながら、読書環境を整えなければならないと思います。そのためにも司書の皆さんの積極的な行動で、地域での読書が活性化することを期待します。

テーマカフェ④ 「ブックトークの進め方について」

 ブックトークを進めるにあたっては、年齢に応じた進め方があり、興味を持ちそうなテーマを考えることが大切です。まずは紹介したい1冊の本を選んでのミニブックトークから始めてみることをお勧めします。



   
 全体をとおして
 100名を超える参加者があり、活気あふれる研修会になりました。どの実践発表も内容が素晴らしく、参加者もとても興味深く聞いていました。テーマカフェ形式で、お茶やお菓子をいただきながら、リラックスした雰囲気の研修は参加者の皆さんに大変好評でした。
 事後アンケートには、「早速、学校に持ち帰って取り組みたい」「司書としての仕事を見つめ直す良い機会になった」「とても楽しく学ぶことができた。次回もまた参加したい」「今までで一番参考になった」などのうれしい感想がありました。(担当:橋村)