事業報告
 平成27年度
「管内市町村社会教育・生涯学習関係職員研修会 第2回」

 
 期 日  平成27年11月18日(水)
 参加者   20名
 日程
 
時程 内容
 13:15
 受付
 13:30
 開会行事
 13:40





 14:40

 研修1(実践事例発表)
@「かわさきパン博に込められた想い」
        川崎町観光協会 事務局長  山本 剛司 氏 

A「シニアパワーアップ塾のめざすもの」
        そえだ公民館(オークホール) 館長  田中 千波 氏

 14:50



 16:20
 研修2(講話)
「地域のひと・もの・ことをむすんで、 課題の解決や魅力アップにつなげよう」
         講師:北九州インタープリテーション研究会 
         代表 原賀 いずみ 氏

 16:40
 
 閉会行事 

 活動の実際
【研修1】
 田川郡川崎町観光協会の山本氏より、ご自身が地域とかかわる思いや、川崎町で開催される「かわさきパン博」の様子の紹介、これまでの経緯とこれからさらに地域の活性化につなげようというねらい等の説明がありました。つづいて田川郡添田町そえだ公民館(オークホール)の田中館長より、公民館が主催して、まちづくりに参加するボランティアの養成をめざす「シニアパワーアップ塾」を開催し、受講した方々が小学校をはじめ町内各地でのボランティア活動で活躍しているという、実践事例発表がありました。
 実践事例発表の様子
「かわさきパン博」の様子とねらいを説明する山本氏  「シニアパワーアップ塾」の取組を説明する田中氏
参加者の声
パン博でのスタンプラリーや他のイベントとの同時開催を行い、つなげることで一つの大きな動きにしていく仕掛けは大事な考え方だと思う。
シニア世代の豊かな知識や技能を、フルに活用できるようにしていくにはどうしたらいいかを考えていたので、参考にして実行していきたい。
人をつなげる工夫を考えていきたい。そのことが地域づくりになっていくと思う。

【研修2】
  北九州インタープリテーション代表の原賀氏より、それぞれが市町村として地域の良さを見つけながら「ひと・もの・こと」の資源をつなぎ、今後のまちづくりの取組を考えようという内容の講話がありました。そして、参加者が各自でふるさと自慢の絵を描きながらその思いを交流するワークショップが行われました。
講話の様子
「ひと・もの・こと」のつながりについて話す原賀氏 意見を発表する市町村からの参加者
ワークショップの様子 
 ふるさと自慢の絵を描く参加者たち  地域への思いを語り合う参加者たち

参加者の声
ふるさとというキーワード、地元では見えない英彦山の魅力、もっと私たちが発見しなくてはと思う。
絵を描いてわが町のことをゆっくり見直し考えることができたことと、他の方の意見を聞けたことがとても参考になりました。
 
 全体をとおして
 山本氏・田中氏からは地域の活性化や人材育成事業について語っていただきました。それに対して社会教育関係部署以外の参加者からの質問も多数出され、各事業への関心の高さがうかがわれました。
 さらに、原賀氏の講話からは身近な地域資源を再発見することと、それをつなぐことの大切さという視点が示されました。演習では、ふるさとの絵を描くワークショップもとても和やかな雰囲気の中で進められ、参加者からはふるさとへの思いを語り合う意見交流が活発に行われて大変好評でした。また、市町村として地域の良さを見つけながら今後のまちづくりの取組を考えていきたいという参加者の意見が多くあり、今回の内容をこれからの事業にもつなげることができると感じることができた研修会となりました。