平成29年度
福岡県プレイリーダー2級研修会(兼)筑豊ブロック少年団体等指導者研修会
(兼)アンビシャス・青年リーダー第1回筑豊地域研修会

 期 日    平成29年6月18日(日)
 参加者  35名 
 日 程
 
時 程 内   容
9:00
9:30
9:40



10:15



10:45
10:55
(昼食含む)


14:00
14:10


15:30
15:50
 受付 
 開会行事 
 研修1(領域T 指導者のあり方 ・ 領域V 子どもの体験活動)
   「子どもの体験活動の意義と指導者の心得」
    福岡県立社会教育総合センター 参事兼学習サポート室長 井上 智朗 氏 
 研修2(領域T 指導者のあり方 ・ 領域V 子どもの体験活動)
   「私たちの子ども会活動の実践」(実践発表)
    田川市子ども会育成連絡協議会 金川校区育成会 前会長 中島 貴秋 氏 
 
  研修3(領域U 子どもの安全管理 ・ 領域V 子どもの体験活動)
  「安全で、楽しく、学びのある活動を!」
    土居自然学校 代表 土居  元 氏
 
  研修4(領域U 子どもの安全管理 ・ 領域V 子どもの体験活動)
  「自然体験プログラム指導の実際」
    土居自然学校 代表 土居  元 氏
 閉会行事
※プレイリーダー2級認定証交付式

 活動の実際
  研修1
(1)内容   研修1では、子どもの体験活動の意義について、「4プラス3の力」という言葉を用いて説明がありました。4は「考える力」「先を見通す力」「行動する力」「ふりかえる力」という4つの「個人」の力であり、3は「コミュニケーション力」「協調性」「自他を認める力」という3つの「集団」の力です。体験活動はこれらの力を必要とするものであり、指導者(企画者)の心得としてこれらを引き出すプログラムづくりができているかが重要であるとのことでした。
体験活動の意義について説明をする講師 講師の説明を聴く参加者

(2)参加者の声
子どもの体験活動において、4プラス3の力が必要だということを指導する上でもう一度考えることができました。
指導者はどう指導していくかを考え、「覚悟と構え」を持ち、子どもの心をつかみ、いい体験をさせることが大事だということを学びました。
「一生懸命にやった失敗は成功の元」という言葉になるほど!と思うことができ、講師の多くの経験を聞くことができてよかったです。 
 

  研修2
(1)内容  田川市の単位子ども会育成会から、昨年度の実践報告がありました。年間事業計画を元に、3つの大きなイベントを中心に説明していただきました。活動をとおして、育成会がどのような願いを込めて子ども達に関わっているのか、そしてそれに対して、子ども達の姿はどうであったのかを知ることができました。課題としては、育成会役員の固定化によって長らく世代交代ができていないことが挙げられました。この点について、質疑の時間に参加者から意見を聞く場面もありました。 
 
子ども会活動について報告する発表者 発表者の報告を聴く参加者

(2)参加者の声
まつりをとおして、子育てのネットワークや地域の交流につなげて、それがさらに学習の場になっていることに感動しました。
他地区の活動が聞けてよかったです。世代交代の大事さや同じことの繰り返しではいけないことを知ることができました。
学校と一緒にかかわれているのは、よい取り組みだと思います。

   研修3・4
(1)内容
【道草ハイク】
 研修3・4は、会場を大任町公民館から大任町自然の森キャンプ場に移って行うため、その移動の時間を利用してグループでウォークラリーをしました。途中、グループには課題が与えられ、キャンプ場までのアイスブレイキングにもなりました。移動の時間さえもアクティビティに代えてしまう講師のアイデアには、参加者にとって目から鱗のようでした。

【葉っぱのスライドショー】【色探し3部作】【森の生き物たち】
 キャンプ場周辺にある自然の素材をもとに想像力や発想力を駆使しながら遊ぶ、ネイチャーゲームの要素を取り入れたアクティビティを行いました。普段、じっくりと自然の姿を観察する機会がない参加者にとって、子どもの頃のような気分になって活動を楽しんでいる姿が見られました。

【小枝ストーブと簡単ピザづくり】
 持ち運びが便利な火おこし器(講師自作)の紹介がありました。ホームセンター等で簡単に手に入る材料で作られており、しかも小枝で大きな火力を発揮し、灰の残量もわずかとの説明でした。釜場がなくても十分に野外調理ができる代物に、参加者は大きな関心を寄せていました。その時におこした火を利用して、ピザをグループで作りました。火や刃物を扱うため、安全管理(リスクマネジメント)に十分に留意する研修の機会にもなりました。

 
アクティビティについて説明する講師 「道草ハイク」前のグループ指導
(2)参加者の声
自然を使った遊びや火おこしなど、実際に使えることを学ぶ機会になりました。
小枝ストーブを製作して、子ども会活動で活用したいです。
ピザづくりが簡単にできて、自分も機会があればやってみようと思いました。
 色探しや動物づくり等、子ども達が楽しめそうなアクティビティを体験でき、参考になりました。
 「はー」「へー」「ほー」…子ども達がそう反応してくれるといいなぁ、と思いました。
 キャンプネーム、チーム名、共通点探しはさっそく他の機会に使いたいです。

 全体をとおして
  子ども会育成者や教育委員会関係者、アンビシャス・青年リーダー、大学生、一般参加者など様々な方々が参加され、グループ活動を通じてお互いの親睦が深まる研修になりました。地域活動支援やボランティア活動に興味・関心を持っている方が多く、研修1〜4の全てにおいて意欲的に参加されていました。昨年度から実施している子ども会関係者による実践発表は、参加者にとって他地域の取り組みの様子や課題を知ることができ、よい交流の機会になっています。また、講師により、講義や実技もうまくプログラムに取り入れられていることから、参加者から「ここ数年、研修内容がよくなっている」という有難い言葉をいただきました。この研修をきっかけに、地域活動に初めて従事される方々や青年リーダーもいますので、子ども理解や指導技術の習得が大きな自信につながったようです。(本年度、筑豊地区からプレイレーダー2級取得者が、新たに19名誕生しました。)

 活動の様子
 
「道草ハイク」の様子  「葉っぱのスライドショー」の様子
 簡単ピザづくり  「森の生き物たち」の作品
「小枝ストーブ」実演  「小枝ストーブ」でピザ焼き