九州歴史資料館|Kyushu Historical Museum

展示案内概要

 開催中及び開催予定の展示
 
展 示 室 等 展   示   内   容 期   間
第1展示室 常設展「歴史(とき)の宝石箱」 現在閉室中(12月21日から再開)
特別展「久留米ーその歴史と文化ー」 10月12日~12月8日
第2展示室 特別展「久留米ーその歴史と文化ー」 10月 8日~12月8日
第3展示室 基準資料展示(常設展示) 10月12日~
第4展示室 特別展「久留米ーその歴史と文化ー」 10月8日~12月8日
九歴ボランティアによる古代体験
(有料、無料体験あり。予約不要)
毎週土・日曜日及び祝日
(第2土曜日は13時から)
「飛び出すむかしの宝物」
(収蔵品オンデマンドサービス・予約不要)
毎週土・日曜日及び祝日
文化情報広場 パネル展 「福岡鉄道遺産ものがたり7 筑後地区編」 9月18日~12月15日
玄関横展示スペース 三沢遺跡紹介パネル展示 10月8日~

当館の展示計画一覧を、次のPDFファイルにまとめておりますので、ご覧ください。

pdf 九州歴史資料館  展示計画のご案内 PDF:143KB
pdf 九州歴史資料館  年間スケジュール PDF:193KB


展示案内

特別展(第1、2、4展示室)  常設展(第3展示室)




 

第1展示室 
特別展「久留米ーその歴史と文化ー」 筑後の風土の中でうまれた優れた美術作品などを紹介しています。
 第1章 「久留米の地宝」   
 第2章 「高良大社とゆかりの宝物」 
 第3章 「神子栄尊-久留米生まれの入宋僧」   
 第4章 「近代洋画と久留米」
 
第2展示室、第4展示室
特別展「久留米ーその歴史と文化ー」 筑後の風土の中でうまれた優れた伝統工芸品を紹介しています。
 第5章 「久留米の伝統工芸」
 
第3展示室 基準資料展示
「基準資料」を展示しています。「基準資料」とは、発掘の際に年代などを特定する基準となる考古資料のことで、これまでの研究の積み重ねの結果、培われてきたものです。 ロッカー状の展示ケースを使って、時間の流れに沿って弥生土器、須恵器、古代の瓦を展示しており、土器の形や組み合わせの変化をお楽しみいただけます。
また、ここからは、吹き抜けになっている第1展示室を上からご覧いただけます。 異なる角度から展示物を見ることで、新たな発見があることでしょう。この風景は、他の館では見ることのできない、まさに「歴史(とき)の宝石箱」です。
 
第4展示室 遺構展示
ここでは、九州各地の遺跡からみつかった遺構をそのまま移設した「床下展示」をおこなっています。 ガラス越し(上にお乗りください)に本物の遺跡を真上から覗き込むようにご覧いただけます。 各時代の珍しい遺構の様子がみられる、画期的な展示です。
 
【展示解説シート】
資料を詳しく解説した「九州歴史資料館展示解説シート」を展示室に備えていますので、ご自由にお取りください。
展示解説シートはここからもダウンロードできます。

第1展示室 第3展示室 ロッカー展示 第4展示室
▲第3展示室から見た第1展示室 ▲第3展示室-基準資料展示- ▲第4展示室-遺構展示-

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第1展示室-展示案内

特別展「久留米ーその歴史と文化-」 出品目録

第1章 久留米の地宝 

雄大な筑後川によって育まれた肥沃な大地である筑後平野には、太古の昔より人々が生活してきました。この章では、久留米の考古遺物として、旧石器時代の石器、縄文時代の土器や木製品、弥生時代の大陸との交流を示す土器や青銅器の数々、祭祀に使われた鏡や丹塗土器などを紹介しています。また、高良大社所蔵の山内やその周辺から発見、収蔵された考古遺宝も見どころです。

方格規矩鏡 青銅経筒
▲方格規矩鏡 (良積遺跡出土)
▲青銅経筒 (観音寺経塚出土) 

第2章 高良大社とゆかりの宝物

高良山は、耳納山地の西端にあり、古代から霊山として信仰され、また神籠石(こうごいし)式山城が築かれるなど軍事上の要地としても重視されてきました。高良大社は古来より朝廷及び大宰府の崇敬を受け、祭神は航海ゆかりの神ともいわれ、八幡神との関わりも深く仏教神としての性格も有していました。中世以降は、有明海沿岸一帯に信仰圏を形成し、南北朝・戦国期には筑後支配の軍事的拠点として重視され、多くの抗争にも巻き込まれました。ここでは、高良大社ゆかりの宝物を通じて、高良山のあゆみを振り返ることができます。

十一面観音立像 高良山良寛起請文
▲高良山良寛起請文 (五條鎮定・統康宛)
▲福聚寺 十一面観音立像

第3章 神子栄尊 -久留米生まれの入宋僧-

神子栄尊(じんしえいそん)は筑後出身の禅僧であり、はじめ天台宗を学び、のちに上野国(こうずけのくに)の長楽寺で学びを重ねるなどした後、大海を渡って南宋の国に留学しました。帰国後は、九州北部を中心に、神社とも関わりを持ちながら禅を広めました。今回は、生誕の地に開いた夜明山朝日寺(よあけざんちょうにちじ)、宇佐の地に開いた霊松山円通寺(れいしょうざんえんつうじ)に伝わる禅師の頂相彫刻(ちんそうちょうこく)を核としながら、とくに朝日寺の古仏を中心に紹介しています。

朝日寺1 朝日寺2
▲朝日寺 十一面観音立像 ▲朝日寺 神子栄尊坐像

第4章 近代洋画と久留米

近代にいたると、久留米からは「筑後画壇(ちくごがだん)」と称されるほど多くの洋画家が生まれました。筑後画壇の始まりに重要な役割を果たした森三美(もりみよし)、その手ほどきを受け久留米市出身画家たちの中心的存在となった青木繁(あおきしげる)や坂本繁二郎(さかもとはんじろう)、その後に続き、久留米洋画研究所など故郷の洋画界の発展や後進の指導に努めた松田諦晶(まつだていしょう)ほか、久留米出身の主要な洋画家が描いた作品を紹介しています。

窓 放水路の雲
▲窓(古賀春江) ▲放水路の雲(坂本繁二郎) 

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第2展示室-展示案内

特別展「久留米ーその歴史と文化-」出品目録

第5章 久留米の伝統工芸

肥沃な大地に恵まれ、様々な殖産興業もなされ、筑後川の水運などの発達で大いに栄えた都市・久留米は、多くの人々が行き交うなかで様々な工芸品が生まれました。この章では、現在使用されている久留米絣や籃胎漆器(らんたいしっき)、また、すでに失われたがかつては一世を風靡(ふうび)した久留米ガラスなどを紹介しています。ほかにも、茶道に欠かせない陶磁器、精密機械そのものといってよい田中久重(たなかひさしげ)作の「からくり人形」など、多種多様の久留米の工芸を楽しむことができます。

藍被せガラス幾何学文デカンター 弓曳き童子
▲藍被せガラス幾何学文デカンター ▲弓曳き童子
九州衛星写真(中央部床)  大宰府政庁中門復元模型

足元には10万分の1(1㎝=1㎞)の九州の衛星写真があり、地形の様子などと関連づけて展示を見ることができます。 また、1/10の大宰府政庁の中門の模型も展示しています。

第2展示室 大宰府政庁中門復元模型
▲第2展示室(中央部床に九州の衛星写真) ▲大宰府政庁中門復元模型(スケール1/10)

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第3展示室-基準資料展示-展示案内

常設展示2階の回廊部分にあります。 調査研究によって明らかにされた、資料の型式や年代、地域性を理解するうえで基準となる資料を標本のように網羅的、体系的に展示しています。 通常見ることのできない、資料の集合体や変化の過程を理解することができます。
現在は、福岡県内の重要な弥生時代遺跡(石崎曲り田遺跡、板付遺跡、三雲遺跡など)を取り上げた弥生土器の編年、 西日本最大の須恵器窯跡である牛頸窯跡群出土の須恵器の編年、大宰府から出土した古瓦の編年が、それぞれ分かるように資料を展示しています。 また、引出しとなる資料群展示では、大宰府出土の貿易陶磁器、縄文時代から弥生時代の石器や鉄器など、順を追って分かるように展示しています。

pdf 解説シート28(平成25年2月) 基準資料展示室と文化情報広場
-九州歴史資料館2階の展示スペース-
PDF:415KB
基準資料展示 引き出し展示 見下ろした風景
▲基準資料展示…年代に沿って並べて展示していますので、変遷の様子が読み取れます ▲引き出しに収められた文化財を手元でご覧いただけます ▲見下ろせば、そこは「歴史の宝石箱(第1展示室)」

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第4展示室-遺構展示-展示案内

九州各地の遺跡で出土した遺構について、地下の遺跡を覗き込むように見ることができる展示です。 普段見ることができない、各時代の珍しい遺構があります。 現在は、旧石器時代の鹿児島県桐木耳取(きりきみみとり)遺跡の調理場の痕である礫(れき)群、 久留米市正福寺遺跡出土のドングリ入りのアミカゴ、 飯塚市の弥生時代の甕棺、 福岡市元岡・桑原遺跡群出土の網カゴ入り須恵器、 大宰府跡出土の地盤補強のための筏(いかだ)状遺構などを展示しています。
また平日は、無料でご利用いただける休憩・学習スペースとして開放しています。ただし、飲食スペースは館内の別の場所に設けておりますので、ここでの飲食はご遠慮ください。

pdf 解説シート23(平成24年11月) 地下の中をのぞいてみれば・・・
-九州歴史資料館第4展示室の遺構展示-
PDF:654KB
遺構展示全景 甕棺遺構 休憩室全景
▲第4展示室の遺構展示全景 ▲「甕棺」の展示風景…上のガラスに乗ってご覧ください ▲平日の第4展示室…散歩の休憩や読書などにご利用ください

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バックヤード

中庭からは、文化財整理室での発掘調査出土資料の整理作業や、最新の機器を備えた保存科学諸室の保存修復作業が見学できます。

pdf 解説シート25(平成24年11月) よみがえる文化財
-文化財整理・保存科学見学回廊-
PDF:463KB
バックヤード
▲バックヤード(文化財整理室)

《その他の展示について》

文化情報広場

第4展示室上部の文化情報広場では、各地の博物館の展示情報など、全国から寄せられた文化情報に関する多数のチラシをお持ち帰りいただけます。 また、福岡県が推進している世界遺産登録活動や、県内外の文化財について紹介するパネル展示も実施しています。

pdf 解説シート28(平成25年2月) 基準資料展示室と文化情報広場
-九州歴史資料館2階の展示スペース-
PDF:415KB

パネル展「福岡鉄道遺産ものがたり7」

近代、様々な産業が発達した福岡県には、物流のため多くの鉄道が敷設されました。こうした鉄道に関する建造物等には、戦前に作られて、現在まで受け継がれてきたものもあり、「鉄道遺産」と呼ぶことができます。
当館では、県内各地の鉄道遺産について、平成25年度より「福岡鉄道遺産ものがたり」と題したパネル展示を行い、これまでに鹿児島本線や三池の炭鉱鉄道など、様々な鉄道遺産を取り上げてきました。
シリーズ7回目の本展では、特別展「久留米-その歴史と文化-」にあわせて、久留米を中心とする筑後地域の鉄道遺産を紹介します。筑後地域には、今も運行を続ける久大本線などに加え、かつては小規模な鉄道や軌道が縦横無尽に敷設されていました。これらの路線は、乗客とともに多くの産物も運び、地域の発展を支えました。本展では、こうした筑後地域の発展を担った路線の鉄道遺産について、紹介します。
会期:令和元年9月18日(水)~12月15日(日)まで

玄関横展示スペース 福岡県指定史跡 三沢遺跡紹介パネル展示

資料館玄関を入ってすぐ右側に、福岡県指定史跡である三沢遺跡のパネル展示を設置しました。 三沢遺跡は、当館に隣接する弥生時代中期(今から約2,000年前)の集落遺跡で、福岡県の史跡に指定されています。 ここでは、三沢遺跡で行われた調査の概要と遺跡の周辺地域の移り変わり、さらには現在の遺跡の様子をパネルで紹介しています。

pdf 解説シート24(平成24年11月) 福岡県指定史跡 三沢(みつさわ)遺跡
-自然豊かな森に眠る弥生の遺跡-
PDF:1,277KB
三沢遺跡のパネル展示
▲三沢遺跡のパネル展示(展示スペース)
携帯サイトについて
携帯電話をお持ちの方は、左のQRコードを携帯端末で読み取ることで、 携帯用のホームページをご覧いただけます。

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