福岡県立若松商業高等学校
4月18日(水)〜4月20日(金)
 
 福岡県立若松商業高等学校の1年生(160人)のみなさんが、3日間の宿泊体験学習にいらっしゃいました。学習の目的は「規律とクラスの和を育む」ことです。集団行動と校歌発表会の様子をお伝えします。
 1日目の午後、まぶしいくらいの鮮やかな新緑に囲まれた当センターのグラウンドで、集団行動が行われました。
行進の足の上げ方や手の振り方から指導が始まります。「もっと足をあげて!」「回れ右!」など、指導されている先生の掛け声が響いていました。
 
   
 最初は大きな集団で行ってもうまくいきません…。  班に分かれて練習します。
生徒さん同士は声を掛け合い、先生方もアドバイスをたくさんされていました。  
      
途中のランニングでも先生方が「頑張れ!」、「もっと大きな声が出る!」と、生徒さんを励ましていらっしゃいました。   
とても天気の良い日で気温も高く、方向転換のたびに「ザッ」っと音が鳴り、砂埃が舞っていました。
続けていくうちにだんだんと動きや隊列がそろっていきます。感動してしまいました。
 
いつの間にか行進の時だけでなく、座っている時もきれいに整列されていました。
グラウンドから見た米の山です。この日は山頂からパラグライダーも飛んでいました。 
グラウンドのすぐ横には、福北ゆたか線が通っています。 
 短い間でも少しずつ、生徒のみなさんがピリッとした表情になっていき、声もお腹から出始め、動きが揃っていきました。  

 そして、研修最終日の20日の午前中、校歌発表会も取材させていただきました。
 
 審査をされる先生方です。校長先生は各クラスが歌い始める前に、一番大きな拍手で激励されていました。 
  
 
どのクラスも始めから終わりまで背筋がピンと伸びていて、校歌斉唱や挨拶ではとても大きな声が出ていました。一つのクラスが歌い終わると周りで聞いていた他のクラスから大きな拍手が送られました。集団行動の取材のときに比べて、格段に「まとまり」が生まれていることが感じられました。

   集団行動の取材の際、指揮を執られていた先生が「クラスが仲良くなる機会」と言われていました。グループで練習を重ねて動きが揃っていったり、お腹から声が出るようになったりと、3日間のみなさんの大きな成長を感じることができ、私は、先生の言葉に「なるほど」と納得しました。
 若松商業高等学校さんの校風をお聞きすると「明朗快活」だそうです。また、平成23年度、卒業生の進路実現100%を達成されたそうで、今回研修に来られた1年生のみなさんにも、この研修で身に付けたことを活かして先輩方に続くことができるように、充実した高校生活を送っていただければと思います。私もみなさんに負けないように最低限のビジネスマナーである大きな声での挨拶を心掛けていきたいと思います。

 また、ぜひ研修にいらしてくださいね!