利用団体の活動紹介

小竹町立小竹中学校
4月15日〜17日
 小竹町立小竹中学校の1年生のみなさんが、2泊3日の「ふれあい合宿」にいらっしゃいました。今回は1日目に行われた「火おこし体験」の様子をご紹介します。この活動で火をおこして次の活動の野外炊飯が行われる計画でしたが、この日、小竹中学校のみなさんは無事に夕食を食べることができたのでしょうか…!?
火おこし体験について詳しくは こちら をご覧ください。
はじめにセンターの職員より活動の流れや道具の使い方についての説明が行われます。普段はスイッチ一つでついてしまう「火」ですが、こちらの活動では、体と頭を使って火を自分たちの力でおこします。
「ヒキリ板」、「ヒキリ棒」などの初めて見る道具に生徒のみなさんは興味津々です。 
初めて手にする道具…まずは使い方に慣れるのに一苦労です。
特にヒキリ棒はコツを掴まないと上手に回りません。 グループ内で交代しながら上手に回す方法を見つけあっていました。 
     
開始から約30分。
コツを掴んで、火種を空き缶に入れて発火させる工程まで進むグループも見られるようになりました。 しかし、発火まであと一歩のところで火種が消えてしまいます。火種を成長させるタイミングの見極めが難しいようです。
開始から約50分。
なかなか火はつきませんが、どのグループも試行錯誤を重ねながら楽しそうに活動しています。頑張れー!
開始から1時間。
ようやく火のついたグループが!
振り回していた空き缶から、突然、もくもくと煙がでてきました!やったー、火がつきました!
急いで火を集めるための缶に入れます。 
缶の中の薪に燃え移り、無事に火がおこりました!興奮気味にみんなが集まってきます。火が燃え移った瞬間は思わず歓声が上がりました。
この後も3グループが火おこしに成功しました! メラメラと燃える炎は1年生全員が協力して頑張った証です。これで、野外炊飯で使う「火」が確保されました、一安心ですね!

 一番最初に火がおこったグループは、ヒキリ棒がうまく回り始めたのが一番遅かったグループだったため、本人たちも空き缶を回しながらびっくりしていました。根気のいる活動でしたが、最初のグループが火をおこした後、他のどのグループもあきらめることなく活動に最後まで真剣に取り組んでおり、疲れて手が止まってしまうグループも、飽きて遊び始めてしまうグループもありませんでした。
 手の皮がむけて、ばんそうこうを貼りながらも頑張る生徒さんや、グループ内はもちろん別のグループ同士でアドバイスをし合う生徒さんも見られ、必ず自分たちの力で協力して火をおこすぞというやる気と意気込みが活動の最後まで続いていました。きっと「火」の大切さを楽しく学ぶことができたのではないでしょうか。
 小竹中学校のみなさん、またセンターにいらしてくださいね!
 
 無事においしいカレーライスを
食べることができました!