嘉麻市立熊ヶ畑小学校
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月13日〜14日
嘉麻市立熊ヶ畑小学校のみなさんが、1泊2日の「集団宿泊研修」にいらっしゃいました。こちらの小学校は全校生徒が12名ということで、異学年活動がさかんに行われています。今回は6年生3名と4年生1名での宿泊体験でしたが、引率の先生に教えていただくまで、一体どの子が4年生なのか分からないほど、とても仲の良いみなさんでした。今回は1日目に行われた「焼き杉体験」の様子をご紹介します。
焼き杉について詳しくは
こちら
をご覧ください。
センター職員より説明を受けます。
焼く前の杉板です。
こちらはリス。
そしてこちらはイルカです。
他にウサギもありますよ。
杉板をバーナーを使って真っ黒になるまで焼きます。(必ず指導者の方が行ってください)
全面をしっかりと焼いたら、 まず、たわしで炭になった部分をこすり落とします。真っ黒だった杉がこげ茶色に変わり、ツヤが出てきます。
次に新聞紙で磨きます。磨けば磨くほど杉はよりツヤが出て、すべすべした手触りになっていきます。
全員が磨き終わったので、一旦、掃除の時間を挟みました。
すすで真っ黒になったたわしを自分たちできちんと洗います。
ベランダもほうきで掃きます。
目玉や金具を付けます。塗料を使って、好きな絵や文字を描くことができます。文字を書くのは繊細な作業なので集中が必要です。
焼き杉体験は、杉板を焼いて焦がし、その表面をたわしや新聞紙で磨くことによって、ツヤが出てきたり、手触りや香りが変わったりといった変化をみることができる活動です。熊ヶ畑小学校のみなさんも、お互いの杉板を見比べながら、様々な変化を楽しんでいらっしゃいました。また、同じ形でも、木目の入り方で作品の表情が変わってくることも面白いところです。熊ヶ畑小学校のみなさんは、先にも書いたように大変仲が良く、掃除や片付けを協力して行ったり、塗料を使って絵や文字を書いている時も「(できた作品を)どこにかけるか」などを教え合ったりして、楽しく活動されていました。そして、全員がとても素敵な焼き杉の作品を完成させていらっしゃいました。
熊ヶ畑小学校のみなさん、またセンターにいらしてくださいね!
完成した作品です!焼き杉の渋い香りがします。