福岡市立席田小学校
9月17日から3日間、福岡市立席田小学校5年生の宿泊研修が当センターで行われました。今回は、2日目に行われた石釜パン作りの様子をご紹介します。
まず始めに、強力粉、砂糖、イースト菌などの材料を袋に入れてしっかりとこね、パンの生地を作りました。
イースト菌が発酵する際に炭酸ガスが排出され、生地が膨らみます。
子どもたちは、決められた時間のぎりぎりまで一生懸命作っていました。
人気のキャラクター型を作ったり、実際にパン屋で売られているようなクロワッサン型やねじりパン型などにしたりと、みんなのアイディアがたくさん詰まった形となりました。
石釜は、センターの職員が火をおこして準備をしました。子どもたちの作った大事なパンを焦がさないように職員も真剣な面持ちで火加減の調整を行っていました。
パンを落とさないようにそっと鉄板をセットしました。
火加減の最終調整です。子どもたちも中の様子が気になって覗き込んでいました。
そして石釜の中にパンが入れられました。2、3分もたつとパンの焼ける香ばしい香りが漂ってきました。
外はパリッと、中はふんわりと膨らんだパンに仕上がりました。
焼くとさらにパンは膨らみ、子どもたちがイメージしていた通りに仕上がったものと、少し違う形に変化しているものがありました。焼き上がったパンとのご対面のときはドキドキしている様子でした。
パンを両手に持って班ごとに記念撮影!みんな笑顔で写真に写ることができました。
班員がそろうまで食べることはできません。両手で大事に持っている姿や、鼻につけて匂いを嗅いでいる姿がとってもかわいらしかったです。
待ちに待っていた時間です。しかし、いざ食べるとなると、食べてしまうことがもったいなく感じ、少しずつちぎって食べていたようです。自分で作ったパンは格別に美味しく感じたことでしょう。
担当者から一言★
パンのお味はいかがでしたか?私も味見をさせてもらいましたが、外は香ばしく、中はほんのり甘くてとってもおいしかったです。子どもたちから「また作ってみたい!」という声もたくさん聞くことができました。意外と簡単にできるパン作りですので、ぜひお家でも作ってみてくださいね。