社教センターだより

センターだより
分科会の様子 5月18日、19日の2日間にわたり「第38回 中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会」が当センターで開催されました。

 あいにく小雨まじりの天気でしたが、中国・四国・九州地区のみならず東京、大阪、そして北海道からの参加者も含め、延べ585人のご参加をいただきました。

 「『つながり・協働』する社会教育の再構築 ~多様化・複雑化する地域課題の解決にむけて~」のテーマのもと、各地区から28の実践発表が行われました。先進的な取組、ユニークな取組、息の長い取組など、いずれも熱意に満ちた取組の数々が発表され、どの会場も参加者と一体となって盛り上がりました。

 特別企画「超高齢社会の『未来の必要』」は、「高齢社会の放送大学」と「『学習療法』で認知症高齢者の脳機能活性化に挑む」の2部で構成され、第1部では放送大学での取組の報告とともに生涯にわたり学び続ける方々の体験談や高齢社会への提言、第2部では認知症高齢者の学習療法を通した機能回復(!)の実例報告がなされました。
 一見すると、対象が高齢者ということ以外異なる内容にも見えますが、その根底に、年齢や障がいの有無に関わりなく、人が生きている限り、持ち続ける「学び」への欲求など共通するテーマを見出された方も多いのではないかと思います。
インタビュー・ダイアローグの様子

 このほか、全ての日程を通じて、新たな出会いや学び、そして旧知の方々との再会といったこの大会ならではの魅力をご堪能いただけたでしょうか。

おもてなしのお花

 最後になりますが、実践報告者・司会者の皆様、ご参加の皆様、そして企画から運営までご尽力いただきました各県の実行委員の皆様、本当にありがとうございました。
 また、今から、気持ちを新たに第39回大会に向けて準備を進めてまいります。次回もたくさんの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 令和元年6月
                      第38回大会実行委員会事務局長
                      (社会教育総合センター副所長)
                                 井上 幹雄
◇事業案内
和き・合い・愛ファミリーキャンプ
 第1回: 6月 1日(土)~ 2日(日)
 第2回:10月 5日(土)~ 6日(日)
 第3回:10月26日(土) デイキャンプ
学校とともにある地域づくり・人づくり推進セミナー① 2019年 6月18日(火)
広報力アップ講座~事業のねらいが届くチラシづくり~ 2019年 6月28日(金)
市町村社会教育委員新任者研修会 2019年 7月 2日(火)
ふくおか社会教育応援隊 通年

事業案内
◇事業報告
社会教育・生涯学習関係職員等研修会【基礎編】 平成31年4月24日(水)

事業報告

利用団体の活動紹介
名島小学校の「樹芸の森ハイキング」の様子をご紹介します。
利用団体の活動紹介

★社教の本棚☆ ~センターの資料室から~
「異年齢交流で育て!青少年」–自ら学ぼう!育とう!青少年育成キャンプ–
 本書は、平成30年8月1日から4泊5日に行われた、県民会議が主催する「異年齢交流で育て!青少年」–自ら学ぼう!育とう!青少年育成キャンプ–(略称「育成キャンプ」)について、子ども達とスタッフの方々の体験・感想が記載された書籍です。
 キャンプを通して子ども達が学んだ事、成長した事を子どもの目線、大人の目線の両方から読み取る事ができるようになっています。

発行日 平成30年11月
発 行 公益社団法人 福岡県青少年育成県民会議
分類番号  01-03-B-169-3 


★おすすめ教材☆キラリ ~福岡県視聴覚ライブラリー~
 今回は平和教育教材をご紹介します。

D30031 チョッちゃん物語 ~いつでも愛があふれていました。~  【80分】
 昭和16年、戦争が始まった。食べる物も着る物もなくなり、状況はひどくなる一方。そして追い打ちをかけるような悲しい出来事が…。


D30037 ぞう列車がやってきた  【80分】
 名古屋の東山動物園の動物は、みんなポッポちゃんとサブちゃんの友だち。木下サーカスから譲り受けた4頭の象は曲芸をしていた。戦争は、だんだんと激しくなり、動物園でもエサ不足が深刻になり、猛獣を処分せよという命令が出された…。


視聴覚ライブラリのページ こちら から


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|お問い合わせ|
福岡県立社会教育総合センター
〒811-2402 福岡県糟屋郡篠栗町大字金出3350-2  TEL092-947-3511  Email:mail@fsg.pref.fukuoka.jp