令和3年も残りわずかとなりました。昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響により、施設の臨時休館、本センター主催事業の延期や中止、利用予定団体のキャンセル等がありました。
その中でも、緊急事態宣言等の解除された時期には3密回避、検温、消毒等のご協力をいただきながら多数の団体にご利用いただき、あらためて当センターに対するニーズの高さを感じているところです。
当センターでは、①県民の学習活動支援、②ふくおかの未来を担う子どもの育成、③社会教育関係者等の養成の3つを重点目標に掲げております。コロナ禍ではありましたが、重点目標の実現のために、試行錯誤を繰り返しながら主催事業等を展開しました。
研修・情報室主催事業の「社会教育・生涯学習関係職員等専門研修会」「市町村社会教育委員新任者研修会」は集合型の研修を開催し「地域と学校の連携・協働推進フォーラム」ではオンラインでの研修を開催しました。「公民館事業活性化研修会」ではオンラインと集合型のハイブリッド型の研修を開催しました。
「公民館事業活性化研修会」の様子
|
「市町村社会教育委員新任者研修会」の様子
|
学習サポート室主催事業では、昨年度より立ち上げた県内国立・県立4施設の連携事業「ふくおか体験活動出前隊」を引き続き展開し、さらに今年度からは小学校3・4年生を対象とし、“鍛ほめ福岡メソッド”を位置づけた県内公立4施設連携事業「ふくおかきっずアドベンチャーキャンプ」を開催しています。また、施設開放事業「ゆずフェスティバル」をはじめ,年長児対象や知的障害のある子供、家族を対象とした事業を開催しました。
|
「ファミリーキャンプ基礎講座 第1回」の活動の様子
|
どの主催事業も多くの方にご参加いただきありがとうございました。今後もご参加いただいた方々のご意見を参考にし、次年度の事業計画に生かしていきたいと思います。新型コロナウイルスに関しましては、まだ不透明な部分がありますが、これからも安全安心な施設としてご利用いただけるよう,サービス向上に努めてまいります。令和4年もよろしくお願いいたします。
|
夕日を受ける社会教育総合センター本館
|
|