令和3年度も残すところあとわずかとなりました。
皆様には本年度も当センターを御利用いただき、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
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少年自然の家 外観 |
さて、現在、新型コロナウイルス感染症の拡大から間もなく2年が経過しようとしています。今年度もコロナ禍に見舞われ、様々な事業が延期・中止となりました。しかし、当センターでは、このような状況下においても、社会教育・生涯学習の振興に尽力したいと思い、オンライン形式や「参集型」と「オンライン型」で同時開催する「ハイブリッド形式」の研修会、三密に十分配慮したフォーラム等を行いました。
その中から、2つの研修会についてお知らせします。
①「公民館事業活性化研修会兼人生100年時代での社会教育が果たす役割~地域の防災・減災のまちづくり~」(YouTube配信)
令和3年10月にハイブリッド形式で開催した本研修会動画をYouTubeチャンネルにて配信しました。本研修は、当センターの通信環境の不具合により、しばしば映像・音声が途切れる等、受講者の方々には大変御迷惑をおかけしました。そこで本研修に参加した方のみの限定ではありましたが、3か月間配信し、学び直しの機会を提供することができました。今日、現代的課題を解決し持続可能な社会づくりを目指すために、社会教育を基盤とした「人づくり・つながりづくり・地域づくり」が求められています。その役割の中核となる公民館の機能と地域の防災・減災について学ぶことを通して、公民館事業の活性化を図り社会教育の果たすべき役割について、考える機会となりました。
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講話の様子 |
②「地域と学校の連携・協働推進プロジェクト」
本研修では、講話及び事例発表を通して、地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの一体的推進に向けて理解を深めるとともに、地域人材の育成や関係者の連携・協働を図ることを目的として「オンライン形式」による研修内容を企画しました。
講話や事例発表を通して、地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの必要性や役割・組織づくり、運営方法 について学びを深めました。
参加者は今回の研修会をとおして、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を一体的に推進するためには、学校と地域が「どんな子どもたちを育てたいか」というめざす子ども像を共有することが大切であることや、教育課程を地域人材や関係者と共有し、「何のために行うのか」をはっきりさせることが必要であることを、実感していました。
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当日の様子
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今後も様々な形で、各所属での研修の機会や学習情報を提供できるよう努めてまいりたいと思っております。今後とも御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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