令和3年度については、コロナ禍で主催事業が中止となることもあった中、多くの皆様に福岡県立社会教育総合センターを御利用いただきました。
御利用された皆様方におかれましては、日頃から本県社会教育の充実・発展に御尽力いただいておりますことに対しまして、心から敬意を表しますとともに厚く御礼申し上げます。
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たけのこ広場の梅の花 |
当センターは、本県社会教育推進のための研究、研修センターに、少年自然の家が併設された施設の特色を活かして、「①県民の学習活動支援」、「②ふくおかの未来を担う子どもの育成」、「③社会教育関係者等の育成」の3つを重点目標として様々な事業に取り組んでいます。
また、昭和59年に開設した当センターは、皆様に安心・安全に利用していただくよう施設設備の充実に努めているところです。今後も篠栗町という豊かな自然を有効に活用しながら利用者の皆様が充実した研修を行うことができるように環境を整えてまいりたいと考えています。
さて、令和2年度から「社会教育士」制度がスタートしました。地域づくりや人づくりにおいてその活躍が期待されるなど、社会教育の意識がより一層高まっています。「社会教育士」については、「ファシリテーション能力」、「プレゼンテーション能力」、「コーディネート能力」という専門性を活かしながら、社会教育施設や教育委員会事務局のみならず、地方公共団体の各部局やNPO、企業などの様々な場でその力が発揮されることが見込まれています。社会教育を行う者に対する専門的技術的な指導・助言を行う当センターの社会教育主事と地域で活躍する「社会教育士」との連携により、地域の課題解決を図ること、また、学びによる「地域とのつながり」、「人とのつながり」が深まることにより、今後の本県社会教育が益々発展すると考えています。
最後に、本年度の皆様方の御支援に重ね重ね心から感謝申し上げますとともに、令和4年度も皆様の御期待に添えるよう職員一同、一丸となって努力して参ります。
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正面玄関広場の3旗 |
なお、今回が最後の「センターだより」となります。長い間、ありがとうございました。今後、当センターの紹介等については、適宜、「せんた~にっき」に更新してまいります。
今後とも皆様方には、引き続き御支援のほどよろしくお願いします。
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