事業報告

令和元年度

はじめてチャレンジ!ドキドキキャンプ 第1回目

 期 日   令和元年 9月 7日(土)〜 8日(日)
 参加者  参加者 32名、ボランティアスタッフ 16名
 事業目的
 幼少期からの体験活動の重要性にかんがみ、様々な体験活動にチャレンジさせ、その過程を褒めることで、自己肯定感や規範意識、コミュニケーション力を高めるとともに、基本的生活習慣の定着を図ることを目的に開催しました。
1日目

【レクリエーション】

 レクリエーションでは、自己紹介すごろくを行いました。参加者とボランティアが、すごろくをしながら進んだ先に書いてあるお題に答えていきました。初めは、保護者の方と別れ、不安になって泣き出してしまう参加者が多く、スタッフも戸惑っていました。しかし、ボランティアスタッフの方々が、参加者に優しく微笑み話しかけてくれたおかげでたくさんの笑顔を見ることができ、参加者の緊張もほぐれ、お互いのことをたくさん知ることができました。


【きずなの森プログラム】

 レクリエーションで仲良くなった班できずなの森プログラムを行いました。きずなの森プログラムでは、ジャンボシーソー・ラインナップ・人口密度・フラフープリレー・バランスウォーク・リングスクエアに挑戦しました。みんなで目標を達成するために、積極的にチャレンジしました。ボランティアスタッフのお兄さんやお姉さんに手を添えてもらいながら、楽しく活動することができました。どの班も、自分の考えを出し合って話し合う場面が多く見られ、協力して活動することの大切さを学ぶことができました。
 
 

【室内運動会】

 夜の活動として、室内運動会を行いました。種目は、「ボール運び競争」「フラフープリレー」「ボッチャ玉入れ」で、どの班も優勝を目指してチーム一丸となり意欲的に頑張りました。どの種目においても盛り上がり、どの班も接戦でとてもいい勝負でした。友だちが頑張っていると、応援席から自然に「がんばれー!」と大きな声で応援している姿がとても印象的でした。


2日目

【ドキドキ探検(プチ登山)〜めざせ!大和の大杉!!〜】

 篠栗町では、とても有名な「大和の大杉」を目指す、ドキドキ探検(プチ登山)を行いました。ドキドキ探検の途中で、「もう疲れた…、まだ着かないの?」と何度もあきらめそうになりました。しかし、お互いに声を掛け励まし合いながら、最後まであきらめずに力を合わせて「大和の大杉」までたどり着くことができました。「大和の大杉」を見た子ども達からは、「うぁ、とっても大きい!」と大杉の大きさに驚いていました。


 参加者の声(ボランティアスタッフ)
  • 初めに泣いていた子が、最後には積極的になっていたので涙が出そうなくらい感動しました。落ち着かせるまでは、すごく大変だったけどよい経験になりました。参加してよかったです。
  • 子ども達は一人ひとり全く違うので、それぞれに合わせた対応や話し方をしないといけないのだということを知りました。子どもによっては、言葉には出さずしぐさなどで表現する子もいたので、そういうことにも気づいて対応できる教師になりたいと思いました。
  • 来た時に泣いていた子どもが帰る時には笑顔で手を振っていたり、自分からは話さない子どもが私に懐いて進んで話しかけてくれたりして嬉しかったです。食事の時も、「これ食べられない。」と言っている子に、「美味しい。食べてみて!」と言って食べて見せると、全部食べてくれました。食べられないものを初めから「残していいよ。」と言うのでなく、言い方を変えることで、できることもあるのだとわかりました。子どもとの上手な接し方をこの2日間で学べてよかったです。

 全体を通して

 本年度は、糟屋地区の年長児のみを対象とした1泊2日の2回シリーズでの実施です。1回目は、プチ登山で大和の大杉まで登りました。2回目はステップアップをして米の山登山のプログラムを組んでいます。活動を重ねるごとに班の絆が深まり、みんなで協力する様子が見られました。ボランティアスタッフの協力もあり、無事に1回目を終えることができました。次回は、10月19日(土)、20日(日)です。どんな子ども達の成長が見られるのかが楽しみです!