【説 明】<研修会の趣旨説明>
「本研修会の趣旨について」
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福岡県立社会教育総合センター 指導主事 |
最終回の本研修会では、6月と9月に開催した2回の研修会の流れと今回の研修内容との関連や、今後の地域学校協働活動を推進していく上で、それぞれの役割について考え、今後の取組の方向性をつかむというねらいについて説明しました。 |
【研修1】<事例発表>
「山田高等学校 学校地域協働本部の取組」〜生徒の主体性や協働性を、地域と学校が一体となって育てる〜 |
発表者:高知県立山田高等学校校長 正木 章彦 氏 |
はじめに、高知県における社会教育の現状や人口減少社会を先んじて進んでいる高知県の実態について説明がありました。企業とコラボレーションした商品の開発や次年度開設予定の「探究科」へ向けた取組について詳しく紹介していただきました。定員割れが県全体の90%を超える高等学校の、生き残りをかけた具体的な事例についても発表していただきました。
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【研修2】<講義>
「地域学校協働活動を進めるために」 〜それぞれの役割を考える〜 |
発表者:栃木県立足利工業高等学校定時制課程教頭
国立教育政策研究所フェロー 井上 昌幸 氏
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地域学校協働活動を推進していく意義や「協働」の方法について説明がありました。子どもや教職員、地域や学校にもたらされる効果や、発達の段階による地域の捉え方について、分かりやすく解説していただきました。最後に、学校や地域、保護者や地域住民、それぞれの強みを生かしながら「何よりも子どもたちのために地域学校協働活動を推進していく必要がある」というまとめでしめくくられました。
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