事業報告
 令和2年度
家族でチャレンジ!ミニ門松づくり     
 期 日  令和2年12月20日(日)
 参加者  28家族(71名)
 事業目的
 小学生とその家族を対象に、自然の材料を使って季節の行事にちなんだものを作る活動を通して、家族で日本の風習に親しみ、物作りの喜びを味わう機会を提供することにより、体験活動の普及・啓発を図る。

スケジュール
9:00
(13:00)
 参加者受付
9:30
(13:30)
 はじまりの会
9:40
(13:40)
 門松豆知識・門松の作り方(説明)
10:00
(14:00)
 門松づくり
11:45
(15:45)
 おわりの会

【門松豆知識・門松の作り方(説明)】
 門松の由来、使われている材料に込められた意味、門松の処分方法などについて説明をしました。また、「篠栗森づくりの会」による竹などの提供や事前指導の様子も紹介しました。


【飾りづくり】
 小さく折って扇を作ったり、束ねた水引を丸めたりするところが難しかったようです。親子で協力しながら進めることができました。
 


 【竹切りにチャレンジ】
 子どもたちに積極的にチャレンジさせている家族が多く見られました。太い竹をまっすぐ切るのが大変そうで、活動中に疲れを見せる子どももいましたが、家族の声かけによって最後まであきらめずに切ることができました。
 


 【家族での協力】
 竹を切る人や押さえる人、長さを調整する人など、家族の中でコミュニケーションを取りながら自然と役割分担が生まれ、家族で協力する姿が見られました。
 


 【地域人材の協力】
 職員や学習ボランティア「若杉の会」のメンバーのサポートだけでなく、「篠栗森づくりの会」のメンバーも参加してくださり、参加者の活動の様子をうかがいながら、安全管理にも注意を向けた的確なアドバイスをされていました。
 


 【仕上げ】
 仕上げの段階でも、砂を入れる人、飾り付けをする人など、上手に役割分担をしながら、最後まで仕上げることができました。出来上がった門松を囲んで記念写真を撮る家族の様子が大変印象的でした。
 


 参加者の声
使い慣れない、のこぎり、門松の意味初めて知った事ばかりでとても楽しんでいました。
いつまでも発展途上させていける内容で興味深かった。
竹をさわったのも、竹を切ったのも初めてで、最初はコツがつかめなかったですが、教えていただくうちにコツをつかみスムーズに切れるようになりました。
大人も、子どもと一緒に楽しめて勉強になりました。
竹のノコギリ切りを進んで参加していました。段々形になっていくのを楽しんでいるようでした。
子どもも初めは乗り気では無かったのですが、終わると「楽しかった!」と喜んでいました。

 
 全体をとおして
・活動を始める前に、「ひとりひとりが役割を持つこと」、「自分や家族、周りの安全を守ること」、「作る過程を楽しんだ上での世界で一つのミニ門松を作ること」の3点を全員で確認しました。出来上がった門松を見て笑顔で写真を撮る様子が大変印象的でした。家族で作った門松を見ながら穏やかに新年をお迎えできますよう、お祈り申し上げます。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
・県立の社会教育施設ではありますが、立地する篠栗町の皆様や豊かな自然にも恵まれたものとなりました。本事業を機に、地域との一層の連携に弾みがつきそうな気がしています。「篠栗森づくりの会」の皆様、誠にありがとうございました。