【説 明】「本研修会の趣旨について」
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社会教育総合センター研修・情報室 社会教育主事 原田 嘉樹 |
次期教育振興基本計画のコンセプトの1つである「日本社会に根差したウェルビーイング」への理解を深めるとともに、その達成のために解決すべき課題や、求められる公民館の基本的機能「つどう・つなぐ・むすぶ」について確認しました。
また、参加者の事前アンケートをもとに、「多世代の交流」が多くの公民館が抱える課題であることをおさえ、その課題解決に向けた研修会であることの共通理解を図りました。
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【研修1】〈事例発表〉「カレーがつなぐ交流の“わ”~かくし味は地域の人たち~」 |
佐賀市立循誘(じゅんゆう)公民館主事 八尋 純子 氏 |
佐賀市立循誘公民館の八尋純子公民館主事から「公民館カレーの日」が始まった経緯や、公民館職員が変わっても続いている理由、地域への好影響と今後の課題などについて発表していただきました。
「みんなで気軽におしゃべりができる場所があったらいいよね」ということから平成25年6月に公民館主導ではじまった「公民館カレーの日」が、平成28年には循誘まちづくり協議会主催となって今日まで継続していることや、毎月カレーを作る団体が変わることで多くの団体と公民館が組織的に機能し、持続可能な取組となっていることを発表していただきました。
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【研修2】〈講義〉「多世代交流の場づくり~公民館だよ!全員集合~」
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奈良市都跡(みあと)公民館長 山田 龍太郎 氏 |
公益財団法人奈良市生涯学習財団 奈良市都跡(みあと)公民館の山田龍太郎館長から多世代交流の場づくりにおいて大切な視点について、これまでの実践事例を複数挙げて話していただきました。
二名(にみょう)公民館でのロビーワークの実践事例を用いて、多世代が集う公民館における「環境」の視点等をお話しいただきました。壁や天井を取り払い、空間的につながりを持たせることで多世代が集う公民館づくりにつながるという話に、参加者はうなずきながら耳を傾けていました。
また、都跡(みあと)公民館に赴任してすぐに地域を歩いて住民と話すことで悩みや課題を聞き、公民館事業へ活かす実践をお話しいただき、地域の実態把握の大切さもお示しいただきました。
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【研修3】〈演習〉「みんなでつくろう!かたろう!~私の公民館~」
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奈良市都跡(みあと)公民館長 山田 龍太郎 氏
社会教育総合センター研修・情報室 社会教育主事 原田 嘉樹 |
グループになり、前半は原田社会教育主事の進行で、ワールドカフェ方式で本研修の感想や学びの共有を行いました。後半は山田館長の進行で、グループごとに本日の学びを活かした事業企画演習を行いました。
参加者から新しいアイデアがたくさん提案され、現在抱えている課題の解決に向けた具体的なヒントを得ることができました。
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