【説 明】「本研修の趣旨について」
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社会教育総合センター研修・情報室 社会教育主事 原口 好史 |
社会教育の意義である「学びを通じた人づくり・つながりづくり・地域づくり」から、社会教育・生涯学習における広報の在り方について説明しました。
「広報」とはチラシや広報誌を作り、知らせることだけではなく、事業づくりの全般に関わっているものであり、学びを通じた人づくり・つながりづくり・地域づくりのために欠かせないものであることを確認し、本日の研修内容について共通理解しました。
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【研修1】〈講義〉「視覚だけじゃない、感じる広報を目指して」 |
株式会社環境デザイン機構取締役 環境デザイナー 岡 大輔 氏 |
講師・岡先生の様々な経験や多様な実践、環境デザインの視点からの広報の在り方、感じる広報の在り方について講義していただきました。
広報誌やチラシにおけるフォントやレイアウト、写真などの視覚的なデザインも大事にしながら、まずは魅力ある事業の企画と事業にかける担当者の「熱」が大事であると話がありました。また、その魅力を伝えるためのタイトルやキャッチなどの言葉や企画に合わせた空間デザインの大切さも示唆していただきました。
参加者からは「熱量のある企画だと広報にも想いが乗ることに共感した」「所属部署に関わらず、日頃の業務に生かせる学びだと感じた」という声があり、広報が日頃の事業づくりや業務にも関わっているものであることを学ぶことができました。
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【研修2】〈演習〉「『あったかもしれないポスター』ワークショップ」
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株式会社環境デザイン機構取締役 環境デザイナー 岡 大輔 氏 |
これまで作ってきたチラシやポスターを見直して、新たな事業とそのチラシを作るワークショップを行いました。
研修1で学んだことと合わせて、さらに岡先生から「ターゲット」を絞ること、「ここでしかできない体験」の提供、関連企画との連携等様々なヒントを示唆していただきながら、作業を進めました。参加者はアイデアの創出に苦労しましたが、同じグループの方とも対話しながら、新たな事業やチラシを作っていました。その後、それぞれが作ったチラシの鑑賞会を行い、アイデアを共有しました。
「課題に向き合ってチラシを作りたい」「作らなきゃいけないというより、楽しく作るという気持ちが芽生えた」という声があり、今後の広報やチラシづくりへの意欲を高めていました。
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