事業報告
 平成24年度
「いきいきファミリーキャンプ」第3回目
 いきいきファミリーキャンプの第三回目(最終回)が終わりました!今回は過去の二回とは打って変わっての快晴の2日間となりました。

親子でもちつきを楽しもう

 最初のプログラムはもちつきです。このファミリーキャンプでは初めての野外炊飯の活動です。
 ボランティアも含めて経験者は半々くらい。始めはおもちをつく様子を眺めている感じでしたが、経験者の方が率先して入ってくださり、活動がスムーズに動くようになりました。「もちつきはね、返しを任されるようになって一人前よ」と言い、慣れた手つきでもちを返すお母様の姿が頼もしく見えました。
つきあがると今度はもちを丸めます。もちを食べることはあっても丸める経験はあまりないようで、子ども達も熱さと(文字通り)もちもち感を楽しんでいるようでした。そして味つけ。きな粉と大根おろしと・・・あれ?砂糖醤油?!こちらも参加者のお母様が作ってくれていました。こういったご協力のおかげで、余るのではないかと思った心配も何のその、あっという間につきあがったもちは、みなさんの胃袋に入っていきました。



カプラつみ木を楽しもう
 こちらも初めて経験する人が多い活動でした。長方形の小さな木片を積み上げていろいろな形を作っていきます。
 ドミノ倒しをする子や平面的に文字を作る子、そしてつみ上げて塔を作る子などなど、いろいろな方法でつみ木の感触を楽しんでいました。







座談会
 こちらは3回目になる座談会。今回は福岡県立特別支援学校「福岡高等学園」の前校長江島玲子先生にアドバイザーになっていただき、兄弟の関わり方についての情報交換が行われました。


親子でぼうけんB
 こちらも3回目のぼうけんです。第1回目は裏山たんけん、2回目は鳴淵ダムと歩く距離をのばしてきました。そして今回はさらに距離を延ばして「樹芸の森公園」の上にある377高地を目指しました。いわゆる遍路道に入ると川のせせらぎも聞こえ、快晴の日差しもやわらかく感じました。とはいえ山道ですのできつい道のりをみんなで励まし合いながら登って行きました。中には他の家のお子さんと手をつないで歩いている保護者の方もおられ、参加者全体が一つに「ファミリー」になっているように思いました。そして377高地に到着!展望台からは玄界灘を望める景色が広がります。今までの疲労がすべて吹き飛ぶ・・・とまではいきませんが、みなさん満足な笑顔で記念撮影をしました。
 その後、樹芸の森公園まで下りてきてお弁当を食べました。


閉式
 いよいよお別れの時です。参加者一人一人に証明書が渡されました。「また来年会おうね!」涙涙ではなく笑顔笑顔の閉式になりました。
 おかげさまで大きなけがもなく無事3回のキャンプを終了することができました。閉式の時にも述べましたが、このキャンプは参加者やボランティアの方、そして講師の先生方の協力ですくすくと成長してきたと思っています。参加とご協力ありがとうございました。


感想
保護者
初めはどうなるかと思いましたが、普段あまり経験することができないキャンプで集団で行動したり、いろいろなルールを守ったりする中で、精神的に、とてもたくましくなったと思います
他のお母さんと交流ができ、情報交換や気持ちの持ち方を考える貴重な機会となりました。3回あることで他の子どもを少しずつ知ることができて良かったです。(4回くらいあっても良いです。)また、小・中・高対象というのも子どもたちはすぐ大きくなるので情報交換は有意義だと思いました。
 
ボランティア
今回は保護者の方々ともお話しできたので、子どもたちの普段の様子や今、関心がある事柄も知ることができました。カプラつみ木ではじめは嫌がっていた子も、ボランティアが作っているつみ木を面白そうに眺めたり、つみ木で音を立てて見せたら興味をもちだしてくれたりと、こちらの工夫で次第でいろいろな反応を見せてくれるんだと思いました。また来年も来たいです。
私は三回とも参加して、1回目の時よりすごく積極的に行動できるようになったし、子どもや、保護者の方とも、たくさん話していろんなことを学ぶことができました。このキャンプでボランティアとして、たくさんの活動で発見や成長するところが見れてうれしかったし、とても良い思い出になりました。自分の将来に役立てていきたいと思いました。

大きな写真は こちら から