「いきいきファミリーキャンプ」第1回 |
3年目を迎える「いきいきファミリーキャンプ」の1回目が6月28日(土)〜29日(日)に開催されました。
この事業は、知的障害のある児童・生徒と、その家族を対象に、自然体験や交流プログラムなど、多様な体験活動を通して、何事にも粘り強く取り組む力を養い、達成する喜びを味わわせるとともに、他の家族とのふれあいの機会の提供や情報交換等を行い、子どもの自立を支援することを目的としています。
今回は14家族36名の参加がありました。
出会いのつどいでは、レクレーションをしながら緊張をほぐし、家族ごとに自己紹介をしました。「お呼び出しゲーム」では、「このキャンプ頑張ろうと思っている人」の呼び出しに、みんながハイタッチをしに来てくれました。
続いての活動は、「裏山へいこう 〜いきいきビンゴ〜」です。家族ごとにポストを探しながら、濡れた山道を一生懸命登りました。チェックポイントのりんどう小屋では、スポーツドリンクで水分補給をして、みんなで記念撮影。降りてきた後の感想も「きつかった。」「すべって大変だった。」と子どもも親たちもちょっと頑張った活動になりました。
夜は、親と子どもと分かれての活動です。子どもたちは七夕飾りを作りました。短冊に願い事を書いたり、折り紙で吹き流しなどを作ったり、きれいな飾りが出来上がりました。ロビーに飾っていますので、ぜひ見てください。親は、「保護者座談会」です。小学部の2年生から高等部の3年生まで、幅広い年齢層の子どもをもつ保護者が集まり情報交換会をしました。教育センターの小山先生のアドバイスもいただき、有意義な情報交換の場となりました。
二日目は「親子で野外調理」です。まずは、パンの生地を作ります。コップやスプーンを使って材料を量り、ビニール袋の中で混ぜ合わせます。小さな子も粘土遊びの要領で、モミモミ、まぜまぜしました。しばらく、生地を発酵させる間に、バター作りとジャム作りです。バター作りは生クリームを瓶に入れ、ひたすら振るだけ。途中疲れてきたら、家族で交代して振り続けます。だんだん瓶の中でクリーム状にかたまってきます。お塩を混ぜて、出来上がり。ジャム作りは果物を鍋に入れ砂糖をかけて、つぶしていきます。火にかけながら少し煮詰め、最後にレモン汁を入れて完成。
生地も膨らんできたので、いよいよパン焼きです。棒にアルミホイルを巻き、膨らんだパン生地を蛇のように伸ばしながら、棒に巻きつけていきます。あとは、炭火の上にかざして焼いていきます。裏、表にこんがり焼き目がついたら完成。バターやジャムをつけて食べました。
一人一人が、自分の分を作って、食べるという様々な体験ができた活動でした。
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↑出会いのつどい(レクレーション) |
↑りんどう小屋で「ハイポーズ」 |
↑七夕飾りづくり |
↑材料も自分で量ります。 |
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↑しっかり粉を混ぜましょう |
↑ジャムもおいしくできました。 |
↑バター作り ひたすらシェイク |
↑もうすぐ焼き上がり! |
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最後にみんなで集合写真を撮って
第1回目のキャンプを終えました。
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参加者の感想 |
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パン作りは私も初めてで楽しかったです。家でもやってみたくなりました。 |
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子どもがとても意欲的に参加している姿を見ることができ、小さい子に優しくしてあげられる意外な一面も発見できました。楽しそうでいい顔をしていたので、参加して良かったです。 |
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ボランティアの方が色々な事に気づき、手伝ってくれたので、助かりました。 |
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