事業報告
 平成26年度
市町村社会教育委員新任者研修会
 
 期 日  平成26年7 月4日(金)

 参加者  98名
 
事業内容
 新たに委嘱された市町村の社会教育委員等を対象に、生涯学習社会の実現に向けた社会教育活動の促進を図るため、講演や実践発表、グループ協議をとおして、社会教育委員の役割や当面する社会教育の課題等についての研修を行う。
 
 内容の実際
【講演】 「社会教育委員の役割について考える」
     講師:大分大学高等教育開発センター 
 准教授  岡田 正彦
 基本的な法令や、ご自身の大分県社会教育委員としての経験等を紹介していただきながら、社会教育委員の役割や期待されていることなどについて講義していただきました。
【実践発表】  「社会教育委員としての実践活動」  
 
 @「提言に向けた社会教育委員のアクション」
  〜『子育て』『親育ち』を支援する社会教育委員の実践を通して〜
 
     
  発表者:春日市社会教育委員 杉浦 しのぶ
A「社会教育委員として『できること』」
〜子どもたちの遊び特区を目指して〜
 

発表者:鞍手町社会教育委員 嶋立 輝行
            
 地域の実態や課題に即した実践をされているお二人の社会教育委員の方に実践発表をしていただきました。社会教育委員として行政と地域住民をつなぐアプローチの仕方は多様であり、得意分野を生かしたり、様々な団体と連携したりしてつながりづくりをされていました。
   
 【グループ
   協議】 
「社会教育委員としてできること」
   4〜5人の少人数グループで協議を行いました。講演や実践発表を参考にしながら、自分たちの課題、課題解決に向けて社会教育委員として何ができるのかについて考えを出し合い、それぞれの地域の現状や取組について意見交流を行いました。
 
 
 
参加者の声 (抜粋)
【講演】  ・社会教育委員としての役割、職務の在り方など基礎的な研修ができてよかった。
・つなぐということ。自分が実践者の目と観察者の目を持って活動したい。具体的な話が聞けてとても為になりました。
【実践発表】   ・具体的実践に基づいた委員の活動を発表していただき、午前中の講演がより深く理解できました。社会教育団体について構成より公益性を重視されている点も大変参考になりました。
・子どもの遊びが非常に魅力的です。思わず引き込まれそうになりました。「できるときに、できることを、できるだけやろう」の言葉、印象に残りました。
【グループ協議】   ・他地区の人の話、活動が聞けてよかった。問題、課題を発見する力を身に付けることが大切。
・参加者一人一人が意見を出し合い今後の社会教育委員の活動に役立った。
【研修会全体】  ・他地区の方々の話が聞けてこれからやるぞ!!という気持ちが高まってきました。発言、提案、積極的に関わっていきたいと思いました。
・初めての研修でしたので大変参考になりました。