事業報告
 平成27年度
      
子どもの体験活動推進のためのワンポイント講座
 期 日  平成27年6月16日(火)
 参加者  55名
 事業目的
 子どもを対象にした様々な体験活動を担当する指導者を対象に、今年度は「自然体験活動の意義」や「自然体験活動の事業・行事における企画立案」を学ぶ活動を通して、指導者の資質・能力の向上を図る。
 内容の実際
 【実習】「人間関係づくり」
講師:下関市深坂自然の森 森の家下関 所長 井上 桂氏












講師:下関市深坂自然の森 森の家下関 所長 井上 桂氏
 体験活動を行う前に必要なアイスブレイクやグループづくりを学びました。
【参加者の声】
アイスブレーキングやワークを通して、制限が多くなることでコミュニケーションの神髄に触れることが出来た。いかに相手に伝えようとするか、子どもたちにも客観視し感じてもらいたいと思った。
グループ分けで、最初にまず自分達で集まる所から始めた時、誰かが上手にアピールして目標となったりと、その時点から個性を感じられたり、初対面の中、お互いにコミュニケーションを取ったりと、実際にいろんな人達を集めた時にこう感じるんだという事が分かって良かったです。
   
  【講義】「自然体験活動プログラムの企画立案の仕方」
 
【講義】「自然体験活動プログラムの企画立案の仕方」














講師:下関市深坂自然の森 森の家下関 所長 井上 桂氏
   自然体験活動の意義を理解し、担当する事業や行事に生かしていく内容の講義です。企画立案の実習なども行いました。
 
【参加者の声】
企画を立てる上での、大事なことを教えていただいた。最初からきちんと順をおって考えること。目的めあてをもって考えること。今後に役立てたい。
目標やねらいからアクティビティを生み出す、ポテンシャルを考える、 ということ。活動ありきになりがちなので、初心に戻ろうと思った。
ねらいの大切さ、立案の順番が大切と知った。
   
  【講義・演習】「『目からウロコ!』火を使った学習のいろいろ!」
【講義・演習】「『目からウロコ!』火を使った学習のいろいろ!」
講師:下関市深坂自然の森 森の家下関 所長 井上 桂氏
   自然体験活動で留意すべき点や野外活動で培われる力についての理解を図りました。特に火を使った活動について学び、参加した方々の知識の引き出しを増やしていただきました。(防災教育・環境教育etc)
【参加者の声】
火起こしは初めての経験でした。なかなか難しかったけど、是非子ども達にも経験させてみたいと思いました。
様々な道具を使った火の起こし方や、雨天時の対処など、実用的なことを学べた。発表の仕方が勉強になった。
分かりやすい指導をする為に、実際にやって見せたり、言葉の使い方を考えたりと大変参考になりました。
初めて「火」をテーマの講座で大変楽しかったです。また、自然体験を行うにあたり、楽しいだけでなく、安全面での学びが大変多く、参考になりました。
グループのまとめについて参加者の意見や感想、また、先生のアドバイスなどあって、いろんな考え方や対応が勉強できた。
様々な環境の中でキャンプ・火を付ける体験が出来たことが良かったです。指導する側が知っておくべき知識とそれをどのように子ども達に伝えればよいかを、分かりやすく演習を通して伝えていただきました。
   
 〜セミナーを終えて〜
「参加者の方の声」でもあったように、アンケートの中に「参考になった」「実践してみてよくわかった」という言葉が多く書かれていました。「知識の引き出しを増やす」「実践的な訓練をする」ことは必要であることにあらためて気づくことができました。