期 日 平成27年9月17日(木) 13:30〜16:30 |
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参加者 74名 |
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事業内容 |
生涯学習・社会教育の振興を図るために必要な基礎知識、資質・能力について継続的、段階的に研修するとともに、関係職員のネットワーク化を図る。(今回は2回シリーズの第2回目です。) |
内容の実際 |
【研修1】 実践事例発表 「子どもがきらめく交流・体験活動の展開」 |
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広川町教育委員会生涯学習係 地域活動指導員 貞苅 えり子 氏を実践事例発表者として、広川町での貴重な実践の足跡や事業にかける熱い思いを発表していただきました。スライド資料を使い、これまでの広川町の交流・体験活動の取組と、それをコーディネートしていった行政の動きについて、詳しく説明していただきました。
さらに、ネットワークと相互理解に成り立つ事業展開が可能になったことが、「出会いは宝物」という言葉に象徴されていたように思います。
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【研修2】ミニ講話「実践事例から学ぶ社会教育振興のポイント」
〜コーディネーターに求められるもの〜
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南筑後教育事務所 主任社会教育主事 河口 聡一郎 氏を講師として、市町村の社会教育を発展させる上での事業担当者としての姿勢や立ち位置のポイント、行政のコーディネートの在り方についてもご講義いただきました。
また、貞苅様の実践事例から市町村レベルでの社会教育振興のコツをお話しいただき、貞苅様の実践を一層価値づけていただいたことで、受講者の皆さんの考えの整理や理解の深まりに役立ったようです。
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【研修3】グループ協議「私の担当した事業から見える我がまちの社会教育振興の成果と課題」 |
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グループ協議は、担当事業ごとに分けた5〜6人一グループで行いました。受講者の皆さんには、持参していただいたチラシを見せながら、あらかじめ付箋に書いておいた担当事業の成果と課題を一人ひとり説明していただきました。
さらに、これからの事業を充実発展させるために協議していただきました。その中で、「何をもって成果と言えるのか?」という当センターの社会教育主事からの「問い」に、さらに上位概念の成果指標があることに気付かされた受講者の方もいらっしゃいました。我がまちとしての成果に視点を向けることの大切さを忘れずに、これからも社会教育・生涯学習行政の発展に携わっていっていただきたいと思います。
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活動写真 |
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参加者の声 |
思いや熱意、何よりも遊び心をもつことの大切さに気付かされました。 |
出会いを大切にしたい、という言葉を聞いて、いろんな方と出会い、一緒に作り上げていく必要性を感じた。 |
19年子どもの心を考え、さらに指導者の方々の心も考え、主役はだれか?お話を聞いていると、参加者全員が主役とはっきりわかりました。ありがとうございました。 |
まず自分が楽しむこと、とても大切なことだと思いました。 |
子どもの立場、指導者の立場といった客観的な観点での事業活動を多く展開されていて、大変な努力があったものだと考えさせられました。 |
地域の特性を生かした計画は、無理なく、体験や活動もやりやすい。たけのこ掘り、絣、ハンバーグ作りなど、自分の地域性を今一度見直す機会がもてました。 |
思い立ったら行動に移すことで、ダメかと思っていたことも案外スムーズに流れていくこともあるということ。熱い思いを持ち続けたいと思いました。 |
事例から論理的な分析・評価がなされ、今後の事業構成の参考になった。 |
前(実践事例発表)の話を聞いてからそれを具体的にまた教えていただいた感じでした。行動力は大切だが、その前に思い入れを加えて考え行動するかわかりました。 |
ねらい・目的を明確にし、指導者にも明確にするということの大切さ、思いをもつことは大切にしようと思う。 |
目的を持った活動が大切。活動が目的でない。 |
子どもにとっての「体験」、指導者にとっての「体験」のちがい、しっかりと考えていきたい。 |
コーディネーターとして視野を広く持ち、求められるもの、求めるもののリサーチを大事にしていきたい。 |
何をもって自分の事業を見ていくか大事にしたい。 |
自分が成果と思っていたものより大きな(上位の)成果があることに気付くことができました。 |
社会教育事業の目指すべき到達点を共有できた。 |
充実度を大事にするか、人数を大事にするかでいろいろな考えが出てきて勉強になった。 |
成果から考える課題解決、考えてみます。 |
他のまちの取組、課題が共有できてよかった。事業参加者の集め方、事業の成果の考え方について意見交換できてよかった。 |
まちの成果と課題に目を向けること。 |
情報交換の場になって、大変貴重な実践報告も聞くことができ、今後の業務に生かしていきたい。 |
講義とグループ協議、良かったです。 |
次回も参加したいです。 |
時間配分が良かったです。 |
「成果の指標」、目からうろこでした。 |
同じ仕事をしている方とのグループ分けだったので、とても参考になりよかったし、ネットワークができたと思います。 |