事業報告
 平成27年度
和き・合い・愛ファミリーキャンプ 第3回目     
 期 日  平成27年12月 5日(土)〜 6日(日)
 参加者  14家族(38名)
 事業目的
 知的障害のある児童・生徒とその家族を対象に、自然体験活動や集団で楽しみながら活動できるプログラムを通して、何事にも主体的に取り組む力や他者とふれあう力を育成するとともに、達成感を味わわせます。また、他の家族とのふれあいの場の提供や情報交換等を行い、子どもの自立に向けた支援の在り方等について改めて考える機会とするため開催しています。
 1日目
【和き・合い・愛 アート〜家族でフォトモザイクをつくろう〜】
  第3回目のスタートの活動はフォトモザイクアートにチャレンジしました。フォトモザイクアートでは、小さな写真をたくさん貼り合わせて一枚の大きな絵をつくります。参加者の皆さんで協力しながら指定の場所に写真を貼り合わせていきました。全員が貼り終わるとはっきりと絵が浮かびあがり、参加者の皆さんも驚きの声を上げていました。
和き・合い・愛 アート〜家族でフォトモザイクをつくろう〜
 
※次の活動は子どもと保護者に分かれて活動しました
 【子ども創作活動〜クリスマスリースをつくろう〜】
 子どもの皆さんは、クリスマスリースづくりを行いました。どんぐりや木の実、様々な飾りを紙ひもで作ったリースの土台に張り付けていきました。また、夜の活動で使用するクリスマスカードも作成しました。カードには子どもの皆さんから保護者の皆さんへの一言メッセージが添えてあります。世界にひとつしかない個性あふれる作品ができあがりました。
 子ども創作活動〜クリスマスリースをつくろう〜
 
 【保護者座談会】
 保護者の皆さんは別会場で座談会を行いました。今回は、日常的に参加しているイベントや利用している施設の情報等についての意見交流が行われました。また、次年度に向けた御要望もいただきました。また、福岡県教育センターの都理香先生から座談会の意見交流から感じたことや今後の生活の中で実践してほしいことなどを助言いただくなど有意義な時間を過ごすことができました。
保護者座談会


≪和き・合い・愛クリスマスナイト〜家族でクリスマスパーティーをしよう〜≫ 
 夜は全員でクリスマスパーティーを行いました。パーティーの開始はキャンドルへの点火からはじまりました。火の女神から火を分けてもらい中央の燭台に点火、その後、楽しいゲームやレクレーションを行い盛り上がりました。最後はサンタさんからケーキのプレゼントがありました。みんなの笑顔があふれる、楽しい時間となりました。
 和き・合い・愛クリスマスナイト〜家族でクリスマスパーティーをしよう〜
   
 

2日目 
【和き・合い・愛もちつき大会〜家族でもちつきをしよう〜】
 2日目は朝からもちつきを行いました。蒸し上がったもち米を杵でこねた後、交代しながらもちをついていきました。家族同士や参加者同士などいろんな人と息を合わせて餅をつく姿が見られました。また、空いた時間を利用してミニ門松も作成しました。最後に全員でおもちと大きな寸胴鍋でつくった豚汁を食べて心も体も温まりました。
 和き・合い・愛もちつき大会〜家族でもちつきをしよう〜
 
 
 参加者の声
 
 自分たちでものづくりができたので親子ともども楽しめました。
  クリスマスパーティー、おもちつき、2大イベントを体験できてとても楽しかったです。
  もちをたくさんつかせてもらいよかったです。子どもが興味を示していて、弟も上手にできるようになり成長を感じました。 
どの活動でもとても楽しそうに参加しました。ボランティアさんとの会話も活動が進むにつれはずむようになった。

 
 全体をとおして
 
 今回のキャンプでは、この時季ならではの行事をもとにプログラムを構成しました。他の参加者と一緒に取り組む活動が多くありましたが、仲良く協力しながら作業を進める姿が至る所で見られたことが印象的でした。3回目ということでセンターでの生活の流れにも慣れたようで、今まで以上に笑顔の絶えないキャンプとなりました。
 参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。