事業報告

 平成29年度

和き・合い・愛ファミリーキャンプ 第2・3回目

 期 日  平成29年10月14日(土)・15日(日) 2回目
 平成29年12月 2日(土)・ 3日(日) 3回目
 参加者  18家族(49名) 2回目
 19家族(51名) 3回目
 事業目的
 知的障がいのある児童・生徒とその家族を対象に、自然体験活動や集団で楽しみながら活動できるプログラムを通して、何事にも主体的に取り組む力や他者とふれあう力を育むとともに、達成感を味わわせます。また、保護者同伴で情報交換等を行い、子どもの自立に向けた支援の在り方等について考える機会とするため開催しています。

 第2回目<1日目>

【森のお買いもの】
  次の活動で使用するリースづくりの材料を秋の裏山を散策しながら集める活動です。コースの中にショップを設置し、どんぐりの
お金を使って買い物を楽しみながら家族で裏山を歩きました。

 【ハロウィンリース作り】
  「森のお買いもの」で集めた材料を使ってリースづくりを行いました。天然の蔦を巻いて作ったリースの土台に飾りつけを行い、参加者それぞれの個性あふれる作品ができました。保護者の皆さんは別室にて座談会を行いました。福岡県教育センターの八田信人先生にアドバイスをいただき有意義な時間を過ごすことができました。
 

 【和き合い愛キャンドルのつどい】
 夜の活動はキャンドルのつどいを行いました。参加したすべての家族が誓いの言葉を言って聖なる火の分火をしました。誓いの言葉のひとつひとつに家族の絆や愛情があふれてとても感動的なつどいとなりました。
 

 第2回目<2日目>

 【和き合い愛農業体験】
 春に作付けしたサツマイモの収穫体験を行いました。目印の立札の下の蔓を刈り取って、スコップでサツマイモを掘り出していきました。大きなサツマイモがとれた時はにっこり笑顔が出ました。
 収穫の後は、家族で「カリカリ大学イモ」づくりをしました。とれたてのサツマイモをスライスして多めの油でいためていきました。また、職員で事前に収穫しておいた、とうもろこしも茹でて、全員でいただきました。
 


 第3回目<1日目>
【ミニゲーム大会】
  最初の活動は、体育館で器具を用いたミニゲーム大会で盛り上がりました。「玉入れ」「ミニボーリング」「輪投げ」「ミニゴルフ」4つのゲームをローテーションして楽しみました。ルールもシンプルで分かり易かったと参加者のみなさんに喜んでいただきました。

 【クリスマスタペストリーづくり】
  クラフト活動は季節に合わせて、クリスマスタペストリー作りを行いました。ツリーの形の台紙 に色取り取りの折り紙や様々な絵柄の包装紙を貼り付けて、リボンや小物で飾り付けをしていきました。できあがった作品は夜のクリスマス会の飾りとしても使いました。どの作品もとても素敵な仕上がりでした。
 

 【和き合い愛クリスマス会】
 夜の活動は少し早いですがクリスマス会を行いました。ビンゴゲームやワッフルケーキの会食で盛り上がった後は、パネルシアターの上演で、みんなで音楽に合わせて手をたたいたり、歌ったりしてとても楽しい時間を過ごしました。
 
 第3回目<2日目>
 【峯尾展望台チャレンジハイク】
 2日目は少し距離の長いハイキングにチャレンジしました。目指すは峯尾展望台です。目的地まで道中は、写真と同じ建物や看板などの目印を探しながら歩く「フォトビンゴ」で楽しみました。片道4kmの道のりは参加者にとってはきつかったのですが全員が目的地に到着しました。天気にも恵まれ、頂上からの眺めはとても素晴らしいものでした。参加者のみなさんからもチャレンジしてみて良かったという感想を多数いただきました。
 


 全体をとおして
 今年度の和き合い愛ファミリーキャンプも、アンケートの結果から多くの参加家族のみなさんに楽しんでいただくことができたと思っております。担当者として、参加家族のみなさんの素敵な笑顔を見ることができ、家族の絆や愛情を感じることができました。ありがとうございました。