事業報告

平成29年度

ウインターアクティブ楽習塾

 期 日  A日程:平成30年2月 3日(土)〜 4日(日)
       B日程:平成30年2月17日(土)〜18日(日)
 参加者  A日程:54名
       B日程:55名

 事業目的
 異年齢集団による冬の体験活動等を通して、「生きる力」や「心の豊かさ」を育み、共に学び協働していく意識を高める。
 本年度は、1日目がセンターでの体験活動、2日目がサンビレッジ茜へ行ってスキー体験を計画しました。A日程は雪、B日程は晴天と、全く異なるスキー体験となりましたが、子どもたちは協力しながら、最後まであきらめずにチャレンジしました。
 

1日目 ウインターきずなの森

  ウィンターきずなの森では、「@ブラインドスクエア」「Aラインナップ」「Bジャンボシーソー」「C人口密度」「Dバランスウォーク」「Eフラフープ送り」の6種類のアクティビティーにチャレンジしました。はじめは緊張した様子が見られましたが、グループで協力して活動をしていく中で、少しずつ笑顔が見られるようになりました。


@ブラインドスクエア


Aラインナップ


Bジャンボシーソー

 全員目隠しをして、声を掛け合いながら、ロープを正三角形に近づけていきます。  台の上に乗ったまま、落ちないように、誕生日順や背の順など、お題の通りに入れ替わります。  大きなシーソーに左右に分かれて乗って、1組ずつ入れ替わります。バランスが大事!


C人口密度


Dバランスウォーク


Eフラフープ送り

 台から台へ全員が飛び移ります。小さな台に全員が乗るには、色々な工夫が必要です。  約5p幅のロープの上を、時間内に落ちないように何人渡り切れるか、チャレンジします。  手をつないだまま、フラフープを送ります。頭から?足から?手を使って?様々な工夫ができます。

1日目 館内スコアビンゴ

 館内の様々な場所に置かれてある、ひらがなの書かれたポストカードを探してビンゴをつくります。館内では、ほかの団体も研修中でしたので、走らず、騒がず、しっかりとルールを守って活動しました。なかなか見つからないポストもありましたが、時間まであきらめずに、最後まで協力して、取り組むことができました。
 

1日目 ドッチビー大会

 フリスビーを上手に投げて、相手に当てるドッチビーを行いました。フリスビーを投げるのは、なかなか難しいようでしたが、一生懸命逃げる子、積極的に当てにいく子と、それぞれチームに貢献していました。しっかりとルールを守って、楽しく活動することができました。
 

2日目 スキーへGO!

 サンビレッジ茜へ行きスキーを体験しました。初めは怖くてなかなか滑ることのできない子もいましたが、だんだん上達して、最後には多くのグループが、山頂からの滑走にチャレンジすることができました。たった2、3時間の体験でしたが、子どもたちの上達には驚かされました。
 
 参加者の声
 
  • 急に知らない友だちと話すと、仲良くするのは難しいけど、楽しいことを知らない友だちといっしょにすると楽しくて、知らない友だちと仲良くできたり、ひとりで遊ぶのより二倍・三倍以上楽しくなって、たくさん友だちができるから、きずなの森が一番よかったと私は思いました。
  • 最初は緊張してあまりしゃべれなかったけど、だんだんと慣れて、班のみんなや他の子とも友だちになれたので、良かったなと思いました。
  • わたしは、自分でやることを家でちょっとだけやっていたけど、自分のことは自分でやるのがいっぱいあったので、とても勉強になりました。
  • 学校ではあまりできないことがたくさんできてよかったです。夏に家族でスキーをしたときは、一度転んで怖くてできなくなったけど、今日は完璧にできて、うれしかったです。
  • 友達がいっぱいできてうれしかった。友達といっぱい協力できてうれしかった。

 全体を通して
 今回は学年や学校の違う子どもたちでのグループを意図的に組みましたが、活動が進むにつれどんどん距離が近づき、きずなが深まっていく様子が見られました。また「自分のことは自分でする」「ルールや約束を守る」「最後まであきらめないでチャレンジする」「みんなと協力して仲良くする」という4つの約束を、子どもたちがしっかりと守って活動できている場面が多く見受けられました。
 2日目のスキーでは、難しいと思うような場面もたくさんありましたが、最後には参加者の多くが滑ることができるようになり、子どもたちの達成感に満ちた表情が印象的でした。
 ボランティアスタッフの協力もあり、A・B日程ともに、大きな怪我なく無事に終えることができました。今後も社会教育総合センターの様々な事業へのご参加をお待ちしております。