【研修1】(説 明)「本研修のテーマについて」
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本研修会は、主に公民館の関係者を対象とし、「少子高齢社会に対応した公民館事業」をテーマに実施しました。公民館・コミュニティ施設関係者、行政関係職員の方々など77名の方にご参加いただきました。説明では、まず、社会教育法における公民館に関する規定を説明し、公民館が社会教育施設であることを確認しました。次に、文部科学省が実施している社会教育調査の結果から福岡県のデータを抽出し、公民館の現状や課題を示しました。最後に、「つどう」「まなぶ」「むすぶ」という公民館の役割と教育による人づくり、地域づくりを行うことが求められていることなどを説明しました。
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【研修2】(講 演)「少子高齢社会に対応した公民館事業」
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講師:東京大学大学院教育学研究科 |
教授 牧野 篤 氏 |
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講演では、少子高齢社会に対応した公民館事業というテーマに基づき「『学び』がつくる新しい社会〜人生100年時代と公民館の新しい役割〜」という内容でお話していただきました。具体的なデータを基に、日本における少子高齢社会の実態や国の動向等から、「少子高齢人口減少社会」から「人生100年社会」へ視点の転換を提案され、高齢者への対応から子どもたちを主役に持続可能な社会をつくることが大切であると話されました。また、小さな社会をたくさんつくる試みについて、具体的な実践例を紹介していただきました。生き方や、暮らし方を問いかけながらライフステージに合わせて変化していく「くらしごと」の取組により、地域が再生していった例をたくさん話していただきました。参加者からは、もっと時間をとって話を聞きたかったという声が多くありました。
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【研修3】(事例紹介・グループ協議)「チャレンジングな公民館になろう!」
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講師:ふくおかNPOセンター |
代表 古賀 桃子 氏 |
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事例紹介では、全国の公民館の取組事例から「こども食堂」「外国人向けの日本語教室+双方向の学びの場」「自主防犯組織のパトロール」「一品持ち寄り朝食会」等を紹介していただきました。また、「学びのつくり方」として公民館事業を企画する上で必要となる企画のスキルやPDCAの視点からの学びづくりについて話していただきました。
その後、グループ協議を行いました。グループ協議では、ワークシートを活用して公民館事業の企画書づくりを行い、個人で考えた企画をグループで交流しました。企画書づくりでは、具体的な内容について考えることができ、様々な立場から多様な意見と交流できたことで、自身の公民館に戻って事業を行う手立てのヒントとなったようでした。
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