【研修1】(講 義)「強い紙面から見えてくるもの」
〜住民参加のまちづくりを進めていくために〜
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講師: |
宮若市役所 総合政策部総合政策課 秘書・政策推進グループ |
係長 林 慎治 氏 |
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午前中の研修1では、林 慎治 氏から、まちづくりにつながる広報の在り方について講義していただきました。
はじめに、広報の意義や広報担当者の責任の大切さ、目的をもって事業や広報活動をおこなう重要性についてのお話がありました。続いて、林氏が作成した広報誌の紹介や説明を織り交ぜながら、広報についての具体的な説明があり、参加者の方々が話に聞き入っている姿が見られました。中でも、宮若市の広報誌作成にまつわる様々なエピソードを紹介していただき、林氏の記事に対する思い入れや読者への心配り、広報誌を通じてまちづくりに携わる姿を感じることができました。また、紙面のレイアウトや黄金比、写真を撮るテクニック等の技術的な説明や、まちづくりに関わる事業の紹介などもあり、和やかな雰囲気の中で学びの多い講義となりました。
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参加者の感想 |
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来て見て聴いて良かったです。見る目線、角度、視点が変わりました。 |
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基本的なテクニックはもちろん、あたり前のことをあたり前に書かず、様々な角度から気付いてもらうというのが広報の力だと感じました。 |
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誌面を見やすくするためにどういった点に注意すればよいか教えて頂けたので実践していきたいです。 |
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行政の広報づくりを知ることができて、毎月、管内の広報を見るときの見方が変わりそうです。外部への取材・特集など、あまり見たことがなかったので伝えるための力、ひきつける題材選び、とても参考になりました。 |
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【研修2】(演 習)「住民の意識と行動が変わる広報のつくり方」
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講師: |
宮若市役所 総合政策部総合政策課 秘書・政策推進グループ |
係長 林 慎治 氏 |
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午後からの研修2では、例題@として、事業の実施要項をもとに事業の「タイトル」と「小見出し」を作成する演習を行いました。「誰に」「何を」伝えたいのかを明確にする大切さを説明されていました。「多数の人に発信するタイトルでは誰にも伝わらない、“あの人”に来てもらいたい!をイメージし、フォーカスすれば思いが届きます。」とお話されていたことが印象的でした。
次に、例題Aとして、事業の開催要項をもとにグループでチラシ・ポスターを作成する演習を行いました。ジャンプ率(フォントサイズ)や黄金比、数値の強み等、技術的なアドバイスを伝えていただきました。同時に、事業の目的や対象、まちの変容等を考え紙面を作っていく重要性についてもお話いただき、まちづくり・ひとづくりを意識したグループ演習となりました。限られた時間の中でのチラシ・ポスター作りでしたが、各グループ内で意見を活発に交流しながら作成していました。
演習の最後では、グループ毎に作品を発表し、林氏からアドバイスをいただきながら、全体で共有しました。どのグループも魅力溢れる作品となっていました。
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参加者の感想 |