センターNEWS:事業報告 (平成22年度)

第2回 社会教育関係職員等研修会

 平成22年9月30日(木)
 県及び市町村の生涯学習・社会教育関係職員を対象に、業務を遂行する上で必要な基礎的・基本的な知識や技能、さらには、近年の社会教育の動向や地域の特性を踏まえた施策や実践についての研修を通して、関係職員の資質の向上を図ることを目的とし、研修会を行いました。
テーマ:「社会教育における人づくり・地域づくり」
【実践発表】 「社会教育における人づくり・地域づくり」
事例@ 「校区活性化協議会は地域住民をつなぐ架け橋
            〜プラスの連鎖を生む金川校区活性化協議会の取り組み〜」
田川市内8中学校区の1つ、小学校内に事務局を置く金川校区活性化協議会は、地域の関係団体同士の密な情報交換と住民への「かながわ」だよりの発信により、情報の共有化及び横の連携を強化しつつ、 楽しみながら豊かなアイディアを生み出し、地域住民が一体となったまちづくりを推進している。
田川市金川校区活性化協議会事務局長 村上裕範
田川市教育委員会生涯学習課主任 生永健一
事例A 「地区公民館を核とした人づくり・地域づくり
                〜人材養成事業と地域への出張事業の取り組み〜」
昨年まで公民館とNPO法人「さがのせきまちづくり協議会」が開いたガイド養成講座の受講生が、学び ながらボランティアガイドを行って地域の観光振興を果たしている。また、公民館職員自らが地域へ出向き、住民と共に放課後子ども教室を実施している。佐賀関公民館は地域づくりの核となっている。
大分県大分市佐賀関公民館社会教育主事 飯田文典
【講義】 地域コミュニティを活性化させるためには」
アーバンデザインコンサルタント取締役 営業部長であり、同社が福岡市から指定管理を受けた福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」のセンター長でもある。福岡を拠点に、九州各地の多数自治体における都市計画、まちづくりの策定に参画し、地域、市民の視点を大切にした計画づくり、そしてまちづくり活動を実践している。特に、市民参画の専門家として、ワークショップを武器に、その独特のキャラクターにより、楽しく学びながらまちづくりに関わり、計画していく取り組みを伝授、実施・展開すると共に行政と市民とのより良い関係を持ったまちづくりに奔走している。
株式会社アーバンデザインコンサルタント 取締役 十時 裕