センターNEWS:事業報告 (平成19年度)

社会教育専門セミナー(第6回)

2月15日(金)、福岡県立社会教育総合センターにおいて『社会教育専門セミナー(第6回)』が開催されました。 本セミナーは、生涯学習・社会教育に関する中央の講師を迎え、全6回の日程で開催されるもので、今回が最終回です。

最終回となる今回は、 政策研究大学院大学 今野雅裕 副学長をお迎えして、『行政間連携と社会教育』題して講演が行われました。 
講演の後、当社会教育総合センターの樋田京子副所長がコーディネーターを努め、古賀市教育委員会社会教育課長の横尾勝博氏を事例発表者に『総合行政としての生涯学習推進のための行政間連携の取組』と題して事例発表が行われました
参加者アンケート(抜粋)
1 講演 【行政間連携と社会教育】
    講師 政策研究大学院大学 今野雅裕 副学長
●社会教育行政の現状の背景を知ることや社会教育部門の市町部局への移行が興味深かったです。
●他部局との連携によって社会教育の重要性の認知を図る。社会教育主事の役割、必要な資質連携の具体例(成功例)を提示していただき、イメージができた。
●社会教育行政が生き残るためには、住民のニーズや地域の課題を明確にし、きちん把握したうえで、 「質の高い」事業を行わなければいけないことがわかった。
●社会教育の中でも自治体の現状や課題によって公共性の高いものを取捨選択して実施すべきである と言うこと。そのため首長部局との連携を図ることが有効であると言うこと。
2 事例研究 【総合行政としての生涯学習推進のための行政間連携の取組】
    発表 古賀市教育委員会 社会教育課 横尾勝博 課長
●リーダー塾(地域人材養成事業)コアリーダー、アクションリーダー、コースを分けて目的意識を 持って取り組んでいること、参考になりました。
●私も3月まで学校で。今、社会教育主事として仕事をしているので連携について合点でした。コリ ーダー、アクションリーダー塾は大変参考になりました。
●地域の人材育成を市の事業に活用する事例が沢山聞けた。ただ、活用するに当たっていかにリーダ ーを育成するかがポイントだと思った。
●リーダー塾の取組は素晴らしい。新しいものと古いものとの融合は難しいと感じた。