センターNEWS:TOP (平成20年度)
「社教センター」は、“子育て中の親”を応援しています!
 芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋などと言われますが、皆さんはどんな秋をお過ごしですか。地域行事に参加したり家族旅行を行ったりして、爽やかな秋を楽しんでいらっしゃると思います。ここ社会教育総合センター(通称:社教センター)でも、11月8日(土)〜9日(日)には、「ゆずフェスティバル」が開催されます。ぜひ社教センターが提供する「体験活動の秋」を体感しに来てください。体験の楽しさだけでなく、親子のコミュニケーションや他家族との交流の楽しさも味わえると思いますよ。(写真は昨年度の様子です)
動物ふれあいコーナーの様子 手打ちうどんづくりの様子 木の実工作で作った作品達

 さて、社教センターでは、このような子どもの体験活動や親子のふれあいの機会をご用意するだけでなく、子育て中の親に対して様々な支援を行っています。
 現在は、“子育てが難しい時代”と言われています。核家族化、共稼ぎ家庭の増加、家庭より仕事を重視する社会の風潮、地域住民が互いに支え合う連帯感の欠如などが原因として考えられると思います。そのような社会の変化に伴って、「子育てに不安や悩みを持つ孤立しがちな親」や「子育てには関心が高いが学ぶ余裕がない親」が増えてきているように思います。
 そこで、社教センターでは、子育ての悩みや様々な課題・困難を抱える親への情報提供・相談体制を充実するために、きめ細かな家庭教育支援を積極的に進めています。子育て中の親同士がつながりを深め合い、地域ぐるみで子育てをする環境が醸成されることを切に願っています。

 社教センターの家庭教育支援に関する主な取組を紹介します。
「ふくおか子育てパーク」の運用
 平成17年に開設した子育て情報満載のホームページです。昨年度だけで140万件のページアクセスがあり、広く県民の皆様に利用されています。最もアクセス数が多い「子育てWEB講座」、現役パパ・ママに寄稿していただいている「連載子育てコラム」、新米ママの悩みに先輩ママがアドバイスする「メール相談」など、子育てについて気軽に学習や相談ができ、身近な情報を入手できるようになっています。
「地域SNS『サポこみゅ』」の運営
 家庭教育に関する専門集団(家庭教育支援者)がインターネット上にコミュニティを形成し、情報提供や相談業務を一層充実させていくものです。本年度新規事業で、小郡市、飯塚市、宗像市に協力を願い、家庭教育支援者が相互の連携を深めているところです。
「家庭教育相談『親・おや相談』」の実施
 乳幼児期から青少年期の子どもの保護者を対象に、家庭教育全般にわたる相談に応じています。相談員は、5人のベテランの専門家の方々です。
 電話番号 092−947−3515
 相 談 日 月曜日〜土曜日の9:00〜21:00(第2月曜・祝日を除く)
       ※21:00〜9:00は、留守番電話・FAXで対応します。
「子育てネットワークinふくおか」の実施
 子育て関係者の学習・交流を通して子育てグループ活動の活性化を図るとともに、家庭教育を支援する人たちがネットワークを築くための研究・交流会です。
「家庭教育支援者等セミナー」の実施
家庭教育を支援する行政職員や子育てサポーター等の資質向上のために、5回シリーズで専門的・実践的な研修を行うものです。

 ところで、9月のセンターNEWSでは、社教センター研修・情報室の常勤職員を紹介させていただきましたが、家庭教育支援に関する事業やホームページの運営などは、非常勤職員の素敵な女性たちが大活躍しています。ITのセミプロ、先日個展を開いた画家の卵、大学に講義にいくお母さん先生、子育てグループの代表などなど、自分の特技を生かして仕事をしています。社教センターの強力な戦力です。資料室横の通称「ライブラリー」の部屋において、県視聴覚教育協会の臨時職員2名とともに業務に当たっています。最後に、指導員「三根弘子」画伯のイラストとともに非常勤スタッフを紹介します。

左上から… 楢原 理香、相戸 晴子、黒葛原志保子、三根 弘子、
百田 ゆう子、藤 麻湖、猪上 玲子、藤 和世
研修・情報室
主任社会教育主事
安 部  正 俊