春爛漫の候、退任にあたり、一言御挨拶申し上げます。 まず、本年3月11日に東日本地区を襲った前例のない大地震とそれに伴う大津波により、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々の状況が少しでも好転し、復興への希望へとつながることを心よりお祈り申し上げます。 さて、私こと、さる3月31日をもって、当センターを定年退職いたしました。 平成19年度から4年の在任期間中を思い起こすとたくさんの出来事がありました。 とりわけ、今回の災害の報に接し、平成21年7月の大雨によるセンター建物への浸水災害とその復旧作業、そして同時期に発生した新型インフルエンザ対策を思い起こします。その折には、センター御利用の皆様やボランティアの方々、そして、地元篠栗町の皆様、職員の皆さんなどの御尽力により、無事、乗り越えることができました。ここに、あらためまして厚くお礼申し上げます。 センター事業に関しては、熱気あふれる市町村社会教育関係職員等の研修会や、子どもの体験活動支援事業である「レッツ・ゴー!5&5」や「きらめき未来塾inささぐり」での子どもたちの元気な笑顔、ゆずフェスティバルでの賑わい、センター職員による草刈りやペンキ塗り等々、様々な思い出が走馬燈のように蘇ってきます。 また、一昨年の水害にともなう「野外活動エリア」・「遊歩道」の整備、そして、「あじさい広場」の炊飯場等における屋根の設置等、皆様が快適にセンターでの活動ができるよう、利用環境の整備を図ることができたことは、記憶に新しいところです。 これからも福岡県立社会教育総合センターが、多くの皆様に愛される施設として、ますます発展されることを心から祈念申し上げ、お礼の挨拶とします。ありがとうございました。 |
時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
さて私こと4月1日をもちまして福岡県立社会教育総合センター所長を命じられ、このほど無事着任いたしました。
去る3月11日の大震災では、未だ行方不明の方がおられ、復興にむけての長い歩みが始まったばかりであり、多くの被災された方々が一刻も早く元気になられることを念じずにはおれません。
当センターでも、これを機に、防災対策に関し、行政機関また、社会教育施設として、職員一丸となり、今後一層万全を期す所存であります。
関係する事業につきましても、昨年までの成果や課題を踏まえ、「ここから 始まる 学びの輪」をキャッチフレーズに、今年度も「県民の学習支援」「子どもの育成支援」「社会教育関係者等の養成支援」を3つの柱とし、さらなる推進を図ってまいりたいと考えています。
今回の異動では、所長のほか、室長等、多数の異動となりました。新たな体制のもと、皆様方の御支援をいただきながら、職員一同、福岡県の社会教育の発展に尽力したいと存じております。どうぞ、より一層の御指導・御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
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