キャンドルのつどい資料

(資料1)
火の長の言葉
(1部 迎火の集い)
 いま、ここに皆さんの友情と団結のために聖なる火を迎えます。
 私たちは、この研修に参加することにより、仲間としての契りをさらに深く結ぶことができました。
ともすれば、自己の生活を見失いがちな私たちはこの研修によって、自ら考え、自ら行うことの意義を、身をもって体得しました。
 規則正しい生活、創造的な生活体験は、自己を改めて見直させてくれると共に、多くの若き仲間の愛しさや素晴らしい行動を知らせてくれました。
 この聖なる火を囲んでの集いが、一人一人の心の奥深く、いつまでも美しく、しかも、楽しい思い出となるように祈りつつ、この集いを開きます。
(資料2)
誓いの言葉 part1
私たちは、今まで温めてきた友情をこの機会にますます大切にすることを誓います[友情の火]
私たちは、この感動を忘れず、みんなのため、社会のために先頭に立って努力することを誓います[努力の火]
私たちは、いつも相手の立場になって考え、行動し、友達をいたわり尊重することを誓います[尊敬の火]
私たちは、協力すればなんでもできたことを忘れず、協力の精神を大切にすることを誓います[協力の火]
私たちは、何事にもくじけず、いつも希望を見つめて、前進していくことを誓います[希望の火]
私たちは、いかなる困難や問題にぶつかっても、お互い助け合い、励まし合うことを誓います[助け合いの火]
私たちは、全ての人に優しさと思いやりの心をもつことを誓います[思いやりの心]
私たちは、家族を大切にし、一生懸命生きていくことを誓います[家族の火]
誓いの言葉 part2 わたしはこの火に友情を誓います
わたしはこの火に絶えず努力することを誓います
わたしはこの火に尊敬する心をもつことを誓います
わたしはこの火にみんなと協力することを誓います
わたしはこの火に希望をもつことを誓います
わたしはこの火に助け合いの心を誓います
わたしはこの火に思いやりの心を誓います
わたしはこの火に家族を大切にすることを誓います
(資料3) 
祈りの言葉の朗読
最初のキャンドルに明かりがともされる時、今宵を素晴らしい出会いの時にさせてください
 二番目のキャンドルに明かりがともされる時、あなたと私の友情を暖めあうときにさせてください
 三番目のキャンドルに明かりがともされる時、仲間づくりの波紋を大きく広げさせてください
 四番目のキャンドルに明かりがともされる時、私の父母に、私の兄弟に、そして友達に、恋人に
ありがとうと感謝させてください
 五番目のキャンドルに明かりがともされる時、私の力の限り、誠実に生きていく
英知の力を与えてください
 六番目のキャンドルに明かりがともされる時、限りない愛と奉仕をささげてください
 七番目のキャンドルに明かりがともされる時、困難を克服する勇気を授けてください
 八番目のキャンドルに明かりがともされる時、いろんなことに感動できる豊かな感性を与えてください
 すべてのキャンドルに明かりがともされる時、みんなは一人のために、一人はみんなのために、
どうぞ私たちを調和と創造の世界に導いてください
(資料4)  
詩の朗読
キャンドルは燃える 赤々と燃え まっすぐに燃え 勇気を出せと励ます
キャンドルは燃える ゆらゆらと燃え 招くように燃え 豊かであれと励ます
キャンドルは燃える 踊るように燃え 舞うように燃え 輪を広げようと励ます
私を支えるキャンドルの火は いつまでも闇を照らし 今が本番だと教える
人生には リハーサルがないと教える 私はいつまでも この火を見つめる
(資料5)  
詩の朗読
二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛をそそいでゆこう
二度とない人生だから 一羽の鳥の声にも 無心の耳を傾けてゆこう
二度とない人生だから 一匹のコオロギも 踏み殺さないように心してゆこう 
二度とない人生だから いっぺんでも 多くの便りをしよう 返事は必ず書くようにしよう
二度とない人生だから まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう
二度とない人生だから 貧しいけれど心豊かに接してゆこう
二度とない人生だから つゆ草のつゆにも めぐりあいの不思議を思い 足をとどめてみつめてゆこう
(資料6)  
火の長の言葉
(3部 送火の集い)
この研修を通じて、私たちは、多くの友を得ました。今まで、赤々と燃えていた火も、小さな一筋の炎となりました。
 この光は小さいけれど、五本、十本、数十本と集まると同じ目的に向かって、がっちり手を取る灼熱の炎ともなるのです。
人は一人では生きられるものではありません。家庭でも職場でも学校でも、多くの人と手を握り助け合って、初めてお互いが自己の生活をより良く築き、社会に役立つ人となることができると思います。
 この光は、やがて皆さんの心にともされ、友情の火として明るく輝き、育てられることでしょう。
 これからの人生には、楽しいことばかりでなく、苦しいこと、悲しいこと、いろいろなことが待ち受けていると思います。
 その時には、この火とこの友を思い浮かべ、友情の火を支えとして力強く生き抜いてください。
 将来の幸福と健康を願いつつ、この集いを終わります。